渋谷系音楽なるものが好きで，最近だとORESAMAやさよならポニーテールとかをよく聞いているのだけど，やっぱりカラスは真っ白ってカッコいいなあとしみじみしているおじいちゃん。
でもいつまでもカラスは真っ白に固執していくわけにもいかず、新しいものをどんどん聞いていきたいので
・ariel makes gloomy
・pop art town
この２つのバンドを少し注目したい。
渋谷系ってなんなんだよ
そもそも渋谷系とかいうクソ曖昧なカテゴリの中でどう定義すればいいのかわからないけど，普通のバンドよりも柔らかい声に，タイトでシャープなギター＋まろやかなキーボードが組み合わさった音楽が好き。
あとはファンク・ディスコといったものも好きなので，まあ渋谷系も順当に自分のタイプかなと。でもフレンズとかAwesome City Clubの方面に寄っていくと，なんとなくパリピ臭が漂ってきて少し苦手。ストリングス系のシンセはどうも安っぽく聞こえてしまう。
そんなこんなで気になっているバンド。
ariel makes gloomy
まだ出来立てのバンドなので粗探しはしないぞ。
いいよね。視覚的にやられた感は否めないけど。
結構ギターの比重が大きくて、あまり求めているようなポワポワでチュルチュルの渋谷系ではないか。
でもキーボードやシンセとの相性は抜群だと思うので、これからもこまめにチェックしていきたいな。
あとベースがゴリゴリなのも個人的に好き。近年の似たジャンルのバンドは主にカッティングで演奏にハリを持たせているような気がするけど、このバンドはベースがその役割を担っている、という認識でいいのかしら。
ギター=厚手のコート
ベース=ムキムキの肉体
でも実は美少女☆
みたいな、そんなバンドだな。
カラスは真っ白も同じだった。あのベースの厳つさが好みを突いてくるんだよねえ。
POP ART TOWN
こちらは対照的かなあ。
まさしくカッティングが目立つ曲で、一言で言うとずるい。かっこよくないわけがない。
爆弾ジョニーを彷彿とさせたな。キミハキミドリやステキ世界など。つまるところ、キメが多くてかっこいい。
でもこの曲はまた違うよなあ。前者の方が好みだけど、どっちが本命なのかな。このタイプの曲はもう供給が飽和に近づいていると思うし、わざわざ彼女たちを選り好みして聞くことはないかもしれない。
と思ったらかなり軟派なバンドだわね。ここまで来ると私自身の先入観が抑えきれなくて、どうしてもこういう音楽には喝を入れたくなってしまう。余計なお世話じゃけん。
楽器使いは好きだよ。ポップバンドはこうなりやすいというか、こういう音楽と相性がいいからな（指示語が多い）。
でもアイドルソングで事足りる。メジャーどころだとそこらのバンドでは敵わないクオリティしてるし。
カラスは真っ白は途中まで世界観が徹底して貫かれていたから、そこも好きだったんだよな。最初から最後まで、音楽的に「浮かれてんなあこのバンド」とか思うことなかったし。何様だって話だけど。
まだ見つけたばかりだけど、ノンフィクションのような曲を大いに期待しながら、気長に楽しもうかな。
色々比べてしまったが
いつでもカラスは真っ白のような音楽を探し回っている。山崎まさよしみたいに。
大抵はあまりピンとこないのだけど、ariel makes gloomyとPOP ART TOWNはかなり好き。応援したいなって思いました。
これからは男性ボーカルもっと聞けるといいな。
