去年ドラマーが脱退してしまったパスピエ。
新盤「ネオンと虎」の発表と、それに合わせてリード曲「マッカメッカ」を公開しました。ペースはやいね。
【Amazon.co.jp限定】ネオンと虎【初回限定盤】(CD+グッズ)(オリジナル・ステッカー付き)
- アーティスト: パスピエ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2018/04/04
- メディア: CD
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好き・・・
好きだけど好みではなかった
顔を出す前、というかもう最初期からパスピエはちょくちょく聞いてたのだけど、どうもしっくりは来なかった。当初の印象としては細々くてきれいな音楽を、エスニックでジャパニーズでチャイニーズな聞こえにしているって感じだったのよね。
ライブは何回か足を運んでて、それはそれですごく楽しかったから、単純に音楽が好みに合わないってだけなんだけど。
たとえばこの曲。きれいでこれぞパスピエ!ってイメージですよ。電脳ネオン×和風。白装束の巫女が踊ってる神聖な音楽って言って伝わりますかね。
自分は結構ポップ系バンドの中だと中毒性が高くて速めのが好きなんですよ。Wiennersとか。パスピエはメロディが清純なんですよね。好みの女の子も、清純派ジュニアアイドル上がり、みたいな人よりもタバコ吸ってそうなきつめのサブカル女子の方が好きなんですよ。
それと同じで、つまり僕の中では聞いててつまらないバンドでした。
「OTONARIさん」から変わる
これ去年の。ドラマー抜けた後くらいのやつ。
イントロからドラムンベースぶちかましてきて、全体的に音が鋭くなってる。メロディも細々としたシンセからギターメインになってるんですよね。言うなればロックバンド寄りになってて、さらには俗っぽさも感じとれる。
それと、大胡田さんの歌とシンセ、両方とも短くなったと思うんですけどどうでしょ。羽衣をブワーって振っておおらかにロングトーンで歌って、シンセもながーく、ってイメージがあったんだけど、この曲は妙に歯切れが良くてバンドのキメも多い。
メロディもアングラ雰囲気あって、「お、今ままでとは違うな!」って思って少し注目し始めました。
結局今でも「OTONARIさん」はほぼこの曲しか聞いていません。てへ
そして 新曲「マッカメッカ」
大・・・好きぃ・・・!
パスピエが完全に僕の好みにすり寄ってきている。ありがとう。
イントロがすでに好きなんですよ。3拍子でゆったりと幕開け、そしてその後「音の鳴る方へ」を踏襲してのドラムンベース。で、またバンドのキメが多いのですよ。
サビは今までの曲とは180°真逆。いつもゆったり歌ってた大胡田さんが早口で、ギターギャンギャンで、バックもガッチャガチャ。最高。こんなに焦燥感と疾走感のある曲、パスピエで聞いたことなかった。BPMの問題ではなく。
ワンマンいきたい
上にも書いたけどライブめちゃ好きなんですよね。大胡田さんのカリスマ性が高くて、宗教じみた一体感がある。ロックバンドと比べて音がきれいだから曲が澄んでてライブ映えする。
「ネオンと虎」を機に株急上昇ですよ!5月のワンマンを少し狙ってみて、同時に昔の曲も覚えないとな。パスピエが新曲で僕に寄ってきてくれたので、あとは僕が既存の曲に寄っていくのみ。たのしみ。