ハイボール・ハイライツ

ハイボールを飲みながら、気になるコンテンツのハイライトを。

音楽と週報 vol.5 2023/4/22〜4/28

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1 Ginger Root 41 scrobbles
2 Homecomings 20
3 The Hives 15
4 フーバーオーバー 14
5 POLYSICS 13
6 YUKI 10
7 easycome 9
8 思い出野郎Aチーム 8
9 aiko 5
10 lyrical school 5

 

4/22(土)

「ヴィレッジ」を観た。藤井道人監督の作品、キャスティングがかなり好みなのだけど、逆に話としてはなんかなあ、と思うことが多い。白石監督と似たテイストを感じる。本作も、黒木華は言わずもがな、奥平大兼がかなり上手でハマっていた気がする。あと杉本哲太のヤクザ役は本当に美しい。怖すぎる。逆にそれ以外はそこまでハマらず。横浜流星は顔が整いすぎていて、暗い役だということをいつも感じられない。流浪の月でもそうだった。あと古田新太の演技が相変わらず苦手。どうしても誇大な演技に感じられてしまう。コント芸人みたいな。ストーリーも特に刺さることもなかったなあ。あと隣に座ってたおじいちゃんがず〜〜っとおせんべいをガサゴソバリボリ食べてて死ぬほどストレスだった。

午後は時間があったので映画を見た吉祥寺から3時間ほどかけて徒歩で帰宅。散歩用に自分の歩くリズムと同じBPMくらいの曲を集めていて、これは我ながら素晴らしいライフハックだと思っている。ずっと井の頭線沿い、ひたすら川沿いに緑道を歩いた。天気もよくて楽しかった。

夜、ゾディアックを観る。めちゃくちゃおもしろ!殺人の追憶のグッドエンドバージョンか。たしか久しぶりにお湯をためてお風呂にはいったはず。お風呂で潜るのが好きで、いつかシュノーケルを買いたいと思っている。

 

4/23(日)

映画館にいってない日。

どこにもいかず、ずっとkeptさんのスマブラ配信を見ていた気がする。午後〜夕方、ずっとやりたかったマッシュアップをしてみる。買いっぱなしだったDAWを開き、色々なテクノロジーを駆使して曲を選別。Daft Pankとリリスクで合わせてみたけど、Daft PankのGet Luckyはあまり凹凸がないので、リリスク側の展開についていけないということがわかった。時間の経過を忘れるくらいに没頭してとても満足したので、ちょこちょこやりたい。

夜はブレットトレインを見た。ブラピって本当にかっこいい、そして真田広之が同等に渋くてよかった。そもそも期待してなかったし、前評判通りの(いい意味で)クソ映画だったので笑えた。日曜の夜はこんな映画でいいかもしれない。

 

4/24(月)

在宅。特に書くことないな〜。この日聴いていたプレイリストからも特に好きな曲は見つけられなかった。というかこの週あたりからSpotifyのUIが大きく変わっていることに気づいて、今の所とても使いにくいと思っている。多分勤務中に昼寝はしてないはず。

 

4/25(火)

12月の中途社員、1月に異動してきた同期、2月に異動してきた自分、計3人の歓迎会だった。前の部署もチーム内は非常に良かったが、現部署では引き続き人の良さをひしひしと感じることが多い。引き合わせてくれたまた別の同期いわく人が良いから辞められないとのことで、確かにこんな薄給でも働き続けられる大きな要素でもある。

現部署では昭和の慣習がまだ残っていて、部長がビール瓶を一気飲みしていて驚いた。コンプラには厳しい会社なので自分に降りかかることはないため、側から見て興味深いというか、本当に一気飲みを楽しいと思える人たちがいるんだなあ、と。自分を受け入れてくれた部長に対しては最悪な表現だが、サーカスのショーみたいだった。60近くが何やってんだほんとに。

好きな映画は何かと聞かれ、みんなの前で「マトリックス」と答えた。実際好きだし何回も見ているけど、「ホエール」の方が好きだし、片山慎三監督作品が大好きだけど、言えない。しばらくして1月に異動してきた同期がエブエブとマトリックスの相関について言及してきて、同じ思考回路を持つ人がいて良かった、って思った。

二次会で直属の上司(かなり良い人)と初めてちゃんと話せたような気がする。教養があって、落ち着いていて、中立で、そんな君は自分と似ていて好きだ、この部署に来てくれて嬉しい。と言ってくれてジーンとする一方で、買い被りすぎだよって言ってしまった。相変わらず自己評価が低い。

別チームの先輩女性社員が、同期と僕を会わせようとしているらしい。良い感じの人が異動してきたから紹介したいとかで。12月に転職してきた人の話はしていない、いわくもくんが良いなって思ったからだよ、と言っていた。それも買い被りすぎですと言ったら、謝られた。

周りの人たちの僕に対する態度をみるに、どうやら色々な人が自分を受け入れてくれているのを感じる。プレッシャーに感じてしまう。飄々としているとよく他人から言われるあたり、風来坊でありたいのか強い結びつきは苦手なんだろうな。

件の紹介してくれるというのも、僕がおしゃれで、"ちょうどよさ"が良くて、相手の女性(可愛いとのこと)を連れている姿が似合いそうだから、らしい。何だそれ。悪意が無いことは当然分かるし、そのように評価してくれるのは嬉しいのだけど、まず自分のいないところで自分の評価が下されていることと、その評価を全く自分で飲み込めないことが苦しい。みんなが良く思ってくれるのを自認するのは、自己肯定の強制に繋がるから大変だ。

その人の写真を見せてもらったところ、ちょっと好みの見た目だった。すこし期待してしまう自分がさらに嫌いになってしまい、微妙な気持ちで帰宅。そうなるだろうけれど、ぜひ企画倒れしろ。人付き合いにおいてあまりにことが上手く行かず、いつのまにか期待やワクワクが苦手になってしまった。

 

4/26(水)

遅くまで歓迎会に参加していたチームメンバーと朝イチで対面ミーティングがあったのだけど、主催が遅刻してモヤモヤした。いつも人に当たり散らかしているのに、自分には甘いのか。めちゃくちゃに仕事ができる人だしかなり頼りになるが、人間性は果たして。相手も僕のことを使える奴だと思っているようだし色々味方してくれているので、上手く付き合っていこう。

午後、オフィスにほぼ誰もいない時間があり、久しぶりに会社でしか進められないような仕事を音楽聴きながら進めることができた。これだよこれ。勉強と違って、吸収する必要がないような雑務はこれに限る。たくさんginger rootを聞いて、捗った。音楽を聴けていれば片手間に雑務をこなしていても苦に思わないため、気づいたらオフィスで最後?くらいまで残っていた。そのときはHivesを聞いていたので、ギターロックに小躍りしながら退勤。

 

4/27(木)

在宅。くるりに影響を与えた?という曲を集めたプレイリストが良かった。

4/28(金)

前日にPOLYSICSのハヤシが今後の葛藤を吐露しているインタビュー記事を読んだので、それを聴きながら出勤。聴けばたちまち否応無しにポジティブの方向へ手を引いてくれるので、もう10年以上ずっと聞いている。アルバム「Oh!No!It's Heavy Polysick!!!」のジャケ裏に写っている、と自慢してCDを大量に貸してくれた高校の同級生は元気だろうか、とPOLYSICSを聴くとたまに思い出す。彼女がいなければここまで音楽にのめり込むことはなかったなと、それに気づいたのは卒業後何年も経ってからだが。

すこし早めに退勤してHomecomingsのライブへ。恵比寿リキッドルームは結構好きな会場のひとつ。なぜなら喫煙所があるから。あと客席の後方が開けていて好き。でも恵比寿は遠い。あと前の恋人の勤務地だったなという至極どうでもいい記憶がいまだにチクチクするので、それもあって街自体は別に好きではない。

かなり疲れていた週だったので、立ちっぱなしで2時間近くのライブはそこそこ堪えた。あまりコンディションが良くない状態でライブに行くと当たり前ながらも感性が鈍る。しかも海外との時差案件でちょっとしたしこりが残っており、MCや曲間にちょこちょこ社用携帯をチェックしないといけないのがストレスだった。仕事終わりのライブ、どうにもチャンスが他にない以外はできるだけ避けよう。

それでもHomecomingsの新曲から旧曲まで様々披露してくれた今回のライブはとても良かった。畳野さんがMC中に「みんな愛してる」とさわやかに言った姿がとても印象的で、格好つけている感じが全くしなかったから、その言葉がスンと自分の手元に届いた気がした。穏やかで愛の溢れるパフォーマンスを堪能して、Homecomings楽曲のスタイルも相まって1本の映画を見たようだった。

できれば東京の追加公演もぜひ行きたかったのだけど、終演後の混雑に生気を吸われチケット購入を諦めてそそくさと帰宅。

GWを開けたいので、今週末は新作3本、トップガンM、RRRを劇場で消化したい。どこまで実現できるか。