ハイボール・ハイライツ

ハイボールを飲みながら、気になるコンテンツのハイライトを。

音楽と週報 vol.54 2024/4/1〜2024/4/7

1 グソクムズ scrobble 32 曲
2 ビヨンセ 26 曲
3 Manic Sheep 21 曲
4 人間椅子 15 曲
5 椎名林檎 14 曲
6 GO!GO!7188 12 曲
7 Perfect Angel 7 曲
8 Aurora 5 曲
9 Lausbub 5 曲
10 Mdou Moctar 5 曲

 

4/1(月)

出社。仕事は覚えてない。

夜、「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」を観に行った。やっぱりアフターライフの衝撃やワクワク感を再現することは叶わず、単純にフランチャイズされてしまったんだなあ・・というがっかり感がある。一方、オリジナルメンバーにスポットを当てるのがテーマのようにも思えて、暗中模索ながらもしっかりとファン心理をつかむことを忘れずに進んでいる様子には好印象。テーマソングもしっかりとオリジナル版だったので、それが流れてきたタイミングで色々いい意味でどうでもよくなる感じ。それにしても昔のキャラが登場してくれるのは嬉しいが、マッケンナ・グレイスの出番が相対的に減ってしまうのだけは残念だ・・

4/2(火)

在宅。各所で絶賛されているビヨンセの新しいアルバムを聞いてみた。いやあ、かっこよかった!そもそもビヨンセの曲自体まったく聞いたことがなかったので新鮮だった。「This Is America」的というか、意外と社会派なんだな・・という驚きがある。なによりビヨンセが42歳という事実が衝撃。椎名林檎より若いってまじかよ。

そのほかManiac Sheep, Perfect Anglesなど新たに発見した音楽を聴きつつ仕事したり掃除したり。

夜、近くで用事のあった恋人が遊びに来た。ハンバーグを作った。もっとおいしく作れたな。適当に過ごして解散。「荷物の量すくないね~、それで泊まれるんだ」と言ったら「泊まるの!?泊まらないよ」とすれ違って面白かった。

4/3(水)

在宅。グソクムズのメジャーデビューアルバムを聞いた。デビューしたなあ、って感じ。デビューしたかどうかの情報って本当に聞きたくない。それを境に変わってしまった感覚を持ちたくない。でも音楽はどれもこれまでのグソクムズの延長線上で、ただただ元々持っていた可能性が広まった感じだ。グソクムズカンでも色々な音楽にチャレンジしたいと言っていたので、そこはいいんだけど・・。とにかくなんか商業臭さが一気に香ってきて、聞くとめちゃいいのに複雑。もうこういう視点で音楽と向き合うのはやめたい。「こんな夜に」が好きかな。

ちょっと暇だったので6月公開の新作を試写。センセーショナルな触れ込みのわりに退屈で、あまり面白くはなかった。オープニングの3分くらいでめっちゃ引き込まれる作りなのは感心した。

退勤して「マルコヴィッチの穴」を鑑賞。ふつうにホラーで、ふつうに面白かった。マルコヴィッチがかわいそうすぎてうける。

4/4(木)

出社。上司と評価面談をした。相変わらずゆるくて、上司もこの面談のやる気がなくて本当に助かる。内容も覚えてないけど、実績にかかわらずいつも自己評価は低いからあまり昇給はしないだろうな。

その後も適当に仕事して退勤、ユーロスペースで「すべての夜を思い出す」を鑑賞。楽しみというか、観ること自体に意義を見出していた作品だった。

面白かった、ハマったとは言えないけれど、随所にめちゃくちゃ好きなカットがいくつかあって、それは良かった。ここに書くには面倒だけど公開前後の清原監督のムーブメントやこの作品にまつわる性加害など、その辺りも加味するととあるリテラシーに欠けたセリフが目立っているように感じた。でも確実に個人差の範疇だからあまり気にしていない。清原監督のスタンスは粗削りで見切り発車だとしても尊重したいし、画作りには中々邦画に見られない機械的でひんやりしたアート性を感じるので、今後の作品が楽しみだ。

4/5(金)

なぜかキュウソネコカミの昔のことを思い出して聞いた。ファントムヴァイブレーションが10年前なのはさすがにヤバすぎる。あとかっこいいわ。

朝一から打ち合わせ。前の部署の上司が転職した先の人たち。楽しく話せたが、その元上司ももうじきその会社を辞めるらしく、がっかりした。会いたかったのに。その後適当に仕事をし、退社。

ポレポレで「雨降って、ジ・エンド」を鑑賞。いやあ、大外れだ。単純につまらないだけではなく、小児性愛っていう要素を謎にピックアップしていたのが合わなかった。酷評になってしまうしそんなのを書き留めるエネルギーが無いので記録しないが、上映終了後に客席から拍手が巻き起こっていたのにびっくりした。自分は拍手できなかったし、となりの恋人も同じ感想のようで、二人で苦い顔をして見合った。

4/6(土)

朝から恋人の家のちかくのクソデカ公園へ。作ってくれたお弁当といちご大福を食べた。いいなあ、なんか世俗から離れた楽しみ方ができて。どんな時代でも無人島でも、自給自足しながら楽しく過ごせると思う。

あたりを散歩して、知らない人たちから話しかけられたした。近所に住んでいるというジェントルマンと鳥の話をした。それから気さくな女性とまた鳥の話、数分後にまたすれ違って今度はキノコの話をした。写真を撮りあって、花見をした。花見目的でだれかと出かけたの、これもまた10年ぶりとかか・・。知的で平和な時間だったなあ。

帰宅して昼寝した。一緒に昼寝しがち。

夕食に角煮丼を作ってくれた。夜は5月公開の映画を試写した。

4/7(日)

適当に起きて朝は角煮を使用した肉まん。レシピを見てこれならいけるかも、とおもむろに生地から作り出した彼女、すごすぎるよ。めちゃくちゃおいしかったな。。

自分は一般的な料理を間違いなく作ることはできるけど、思い付きやアドリブで作ることはできない。

お昼から何したっけなあ。なんかめっちゃ昼寝した気がする。

夕方から渋谷に移動して「ゴッドランド」を鑑賞。いや~~~、今年ベスト級なんだが???人生に食い込んでくるような含蓄や救いがあるわけではないが、質量や本気度、アートとして好き、そういう観点からぶっ刺さった。めっちゃ好き。そもそも薄味だし、咀嚼しきれてないから感想は書けない。。

恋人と駅に戻る途中もやすやすと言葉にできない感覚をじりじりとすり合わせながら、とりあえずスパっと解散しよう!ということで解散。いまもまだ、あの映画を思い出してはアイスランド大自然に飲み込まれ、立ちすくむ感覚が癖になっている。