ハイボール・ハイライツ

ハイボールを飲みながら、気になるコンテンツのハイライトを。

音楽と週報 vol.53 2024/3/25〜2024/3/31

1 安藤裕子 scrobble 43 曲
2 Mdou Moctar 26 曲
3 人間椅子 14 曲
4 The Dollyrots 11 曲
5 フーバーオーバー 11 曲
6 Yin Yin 8 曲
7 MINYO CRUSADERS 6 曲
8 ルルルルズ 6 曲
9 おとぎ話 4 曲

あまり変わらないなあ。

 

3/25(月)

午前中は仕事した。午後から渋谷に向かい、ピーター・グリーナウェイ特集の残りの2本を観た。

まずは「英国式庭園殺人事件」。爆睡した。基本的にこういった英国ロイヤル系の物語にハマれたことがない。「女王陛下のお気に入り」ですら、そう。

茶店に移って恋人と合流、一緒に部屋を探した。何本か不動産屋に内見を申し込んだ。個人的に不動産屋ってどいつもこいつも急かしてくるし、こっちの足元を見てくるような物言いが多くて好きじゃない。週末に買ったジャケットがよく似合っていた。

夕方から「数に溺れて」を鑑賞。最後の一本でかなり期待していたが、割と拍子抜けだったかもしれない。これにてピーター・グリーナウェイ特集は制覇できたけど「ZOO」がずば抜けて面白かったな・・。

その後お好み焼きを食べた。ダイエット&節約中の恋人のことを慮ると、やすやすと夕食の提案をすることができない。どちらも蔑ろにせず、できるだけ尊重していきたい。

安藤裕子をたくさん聞いた。やっぱりこの人の曲ってめちゃくちゃリズムが良いよね。初期の曲をはじめて聞いたけど、ちょっとあか抜けない感じなんだなあ。

3/26(火)

一日中家でゆっくりした日。「ニモーナ」「羅生門」「ザ・スクエア 思いやりの聖域」を鑑賞。「ニモーナ」は良かったな。Because I'm Awesomeをヘビロテ中。「羅生門」は期待していたほど面白くなかった。「スクエア」も「フレンチアルプスで起きたこと」「逆転のトライアングル」に比べると、遅効性の毒というか・・遅効すぎるというか・・・。もうちょっと瞬間的な盛り上がりを感じたかった。

開封だった生クリームが「パントリークリーム」というものだと判明した。コーヒーに入れると良い、とのことだったので美味しいカフェオレを作った。賞味期限切れを気にせず使用したが、翌日はしっかりと腹痛に見舞われることになる。このクリームのせいだと判明したのは数日後だ。

3/27(水)

連休最終日。まずは仕事をし、続いてラ・ジリ監督「レ・ミゼラブル」を観た。「バティモン5」の予習を済ませたけど、こんな良い映画だったんだね・・。ただあのエンディングはちょっとモヤモヤするか?もっと鮮烈でショッキングな終わり方でも良かったかもしれない。とはいえ、その過程の緊迫感はすさまじく、「バティモン5」への期待が高まった。

その後恋人と合流し、夜の回で「君たちはどう生きるか」の英語吹替版を鑑賞した。吹替の内容はオリジナルに忠実で、改変や新解釈は無かった。一方で日本語の字幕のスタイルが型破り気味で、洋画では味わえない自由な日本語字幕だった。洋画の字幕ももっと崩れてくれていいのに。なんといっても英語吹替の自然さったらないな。でもこれは、本来の日本語キャストが、声優としてではなく、役者として自然に声を当てているからだと思う。

そして2回目の鑑賞でストーリーを深く考察することができた。鑑賞後に恋人と討論をして、自分は時間軸や空間を飛び越えているインターステラー的マクロ説を唱え、彼女は個々人が展開する空想世界というミクロ説を唱えた。真逆の角度から突き詰めることができて非常に楽しかった。

帰宅して最寄りでラーメンを食べ、翌日の仕事復帰に備えて早く寝た。Filmarksに感想を記録するのは面倒だった・・。

ルルルルズの新曲が非常に良かったが、何よりもMdou Moctarの新曲がかっこよすぎた。あ~~、2024年に発見したアーティストの中で最もしびれる。最高だ。

3/28(木)

出社。まずは4月からの昇給について。2500円月給がアップした。くそがーーーー!!しかし異動して1年、キャリアがリセットされているのは当然。あとスピード感を持って進められるといいね、と言われた。おれは最速なんだけど、周りが遅いから・・と思うも、たしかに怠け者だからそれを見抜かれていたんだろう、と反省。

その後3月に退職する2人の送別ランチに。チームを牛耳る女性陣たちがひたすら他人の悪口やぼやき、昔の有名なスタッフの武勇伝などで盛り上がっており、1から100まですべてつまらない会だった。送別する2人が話題にあがることがほとんどなく、誰も気持ちよく見送ろうと思っていないのが筒抜けだった。自分もさして興味は無かったので、一番はじっこで黙々と食事をした。

食後にレジで精算をしている幹事の同僚を待たず、女性陣はそそくさと退店し留まることなくそのままオフィスまで帰って行った。ここ最近で一番失望というか、本当にドン引きした事案。自分以外のだれも幹事のことを待とうとしておらず、これは自分が優しいとかではなく、自分以外の人間がすさまじくカスなだけ。常識というか、普通の感覚を持つ人間なら会計のこと待つよ・・。

この日はずっと同期の機嫌が何となく悪く、いちいち突っかかってくる気がしていた。夜、辞めるメンバーと談笑している中、ぼくがその送別会や贈り物選定に関与しなかったのがその不機嫌の理由、と明かしてきた。ちゃんと言え。察させるな。いやそもそもおれは休みだったし。休みに入る前にたしかにそういう話をしたが、以前だれからも好かれていないメンバーの送別会をしたとき、地獄のような雰囲気だったのを思い出して「送り出す気持ちがないんだったらやらなければいい、やるにしてもそんな会の幹事はやりたくない」と言ったのも覚えている。送り出す気持ちがない人たちの存在にも言及した。結果的に幹事は任せたが、言った通りになった。送り出すメンバーにも幹事にも敬意を払わないひとたち。

そんな人たちと一緒に仕事したくないなあ。そう思って午後は音楽を聴きながら仕事した。はかどった。

塊魂のサントラがサブスク解禁というニュースでにぎわっていた。たしかに好みの曲ばかりだった。

3/29(金)

出社。引き続きなんかいやな気分で仕事をしたが、仕事終わりに恋人が遊びにきてくれることになったので、爆速で済ませて帰宅。合流して親子丼を作った。クラシックギターを持ってきてくれた。ずっと弦の張替えとチューニングをしていた。なるべく話さないようにしていたけど、職場の雰囲気が悪いと愚痴をこぼしてしまった。翌日に響かないよう早寝。

3/30(土)

朝、親子丼を作ってあげた。自分はスクランブルエッグなど。

朝一から近くの不動産屋で内見。この不動産屋は別地域で一度お世話になったことがあるが、不動産屋さんを好ましく思えなくなった理由になっている。住居の契約をその場で即決できる人間なんてどこにいるんだ。そうとう覚悟が決まってないと無理だよねえ。

内見一件目。めちゃぼろいがレトロな感じ。立地や風景など外側は良かった。内側がかなりボロがきていたけど、自分たちで立て直せるのならば安い安い。なんとなく恋人と自分の重要視しているポイントが違うな、と思い始める。

内見2軒目。写真ではとても良かったものの、天井が低すぎて断念。普通にジャンプしたら頭ぶつける。設備はきれいだったが、1部屋目の方が良かったので断念。

最寄りに戻って不動産屋さんと解散。土曜に大変だよなあ、といつも思う。そして不動産屋さんの兄ちゃんたちとはプライベートで絶対交わらない世界に生きているので、異世界人間の観点から住居をおすすめされてもなあ、と思ってしまう。

勢いで申し込んだ内見だったが、そもそも初期費用や時期を考えると今すぐは無理だよね~と冷静になった。散歩して、たい焼きを買った。あと謎の移動販売のリンゴ屋さんでリンゴ箱を買った。そして夕ご飯の具材を買って、昼寝した。

夜、鶏肉とアスパラとじゃがいもをオーブンで焼いた。めっちゃくちゃにおいしくできて感動したが、結構時間かかったな。ごちそうって感じだった。

その後「12人の怒れる男たち」を一緒に観た。60年くらい前の作品なのにすごいなあ。脚本さえおもしろければ一部屋でも映画は成立する、とWikiに書いてあった。その通りすぎる。めっちゃおもろかった~

コンビニで夜食を買って食べて寝た。

3/31(日)

適当に起きてホットケーキを食べた。スクランブルエッグとごはんを海苔で巻いて食べるという我が家オリジナルの食べ方をきのう紹介したらドはまりしていたので、作ってあげた。

午前中は散歩して、閉鎖されてしまった近所の市場をぐるりと巡った。商店街の肉屋さんでチャーシューなどを買った。帰宅してラーメンを作って昼寝した。

夕方、「オッペンハイマー」を観に行った。ノーランを信じてよかった!という思いと、ノーランじゃなくても良かったかもな・・という複雑な感情。面白かったのはノーランならではの演出による深みや見応えで、キリアン・マーフィーやRDJの熱演にはあまりはまれなかったし、ノーランってやっぱエンタメ作の方が好きかもしれん、と思った。一方で公開前に外野が騒いでいた件を一蹴するかのような重厚さ・シリアスさだったので、ノーランはこういう方向性の映画でもしっかりと重量と質量を演出できる名監督じゃないか、という結論に落ち着いた。ありがとうノーラン。3時間あっという間だったし、やっぱり好きかも。

その後ケンタッキーでチキンを食らう。保留にしている内見の結果について話し合った。いい物件ではあるが今すぐの時期とは噛み合わないので断ることに。そして恋人はとにかく金額を抑えたい、そして2人で同じ金額を出し合いたい、というスタンスのようだった。お互いの予算上限に乖離があることを話し合い、片方が多く出すことに負い目を感じる必要はない、自分が払いたいと思う金額を出し合えばよい、と結論づけた。部屋はきれいな方がいいし、トイレもお風呂も洗面台も全部別がいい。そのためなら自分の予算内で多く出すことは何らいとわない。恋人の節約家な性分がかなり明らかになって、すっきりした。自分は浪費家すぎるから、ちょうどいいと思える。