ハイボール・ハイライツ

ハイボールを飲みながら、気になるコンテンツのハイライトを。

音楽と週報 vol.51 2024/3/11〜2024/3/17

1 人間椅子 scrobble 35 曲
2 Complex 14 曲
3 BEAT CRUSADERS 12 曲
4 AJICO 8 曲
5 TRF 7 曲
6 大塚愛 6 曲
7 Gezan 5 曲
8 餓鬼レンジャー 4 曲
9 Eriko Hashimoto 3 曲
10 Polta 3 曲

 

 

3/11(月)

出勤。

オスカーの授賞式を職場の人たちと一緒に観た。おおむね予想通りというか、『オッペンハイマー』を観てない状態だったので一喜一憂にも身が入らない。女優賞エマ・ストーンはちょっと予想外だったなあ。職場の人とはリリー・グラッドストーンだよねえ~なんて話ながらだったんので、意外だ。それと、直近で『アメリカン・フィクション』を観たけど、あれってそんなに賞レース向きだったんだ、という驚きもちょっとあった。『バービー』が主題歌賞のみの受賞というのも個人的には嬉しかった。そういえばエマ・ストーンの振る舞いが差別的だったという指摘で盛り上がっていたな。自分はリアルタイムで観ていて全く気付かなかったけど、たしかにそう捉えられても仕方ないようにみえた。でも自分はそう思わなかったからどうでもいいや、と思ってスルー。RDJに至ってはそのシーンを全く見ていないので同様に完全に無視。午前中はアカデミー賞を観ながらわいわい仕事して楽しかった。

午後から来客があり、涼しげに対応した。そのほかの仕事は覚えてない。

帰宅しながらCOMPLEXを聞いた。「BE MY BABY」のイントロ、発想ヤバすぎる。

帰宅してペンネとトマトをごった煮にした。おいしかったが、絶妙に不健康だ。

仕事中に3月末公開の新作を試写した。これは好きな作品。フェミニズムを扱う作品でありながら、さっぱりとしたユーモアが好印象だ。「キャロル」も追ってみることになるが、同じ温度感だ。

3/12(火)

在宅。仕事が暇だったので『ファンタスティック・プラネット』『ファニーゲーム』を勤務中の合間に観た。『ファニーゲーム』、あんまり認めないように斜に構えていたけど、いま思い返せばふつうに面白い作品だったな。

夜、『フレンチアルプスでおきたこと』を鑑賞。『逆転のトライアングル』を観てからずっと気になっていた監督過去作品を遅ればせながら。いや~~、最高か。リューベン・オストルンド監督に一目ぼれですよこれは。画も脚本も本当に最高。『ザ・スクエア』もはやく観たいが、この監督の作品は本腰を入れて観たいので、集中できる150分を探しあぐねている。

3/13(水)

出社。AJICOの新しいアルバムが良かった。『あったかいね』が好き。グソクムズの新曲はどこかよそよそしかった。

仕事は覚えてない。

サービスデーで時間もちょうどよかったので『ゴールドボーイ』を観た。ハマらず。信じられないくらいあか抜けない演出に、ピンボケのセリフと演技。中国ノワールがそのまま令和に来てしまった感じ。高評価の理由のひとつと予想できる、ミステリーとしてのクオリティは高かったと思う。プロットは良く練られているとおもうが、それもかなり入門的というか、普段映画を観ないひとに歯ごたえを提供するのが関の山と感じる。深い味はしない。岡田将生が良い演技をするなあ、と感心した。

あとは何もない。となりに座っていた方がずっと鼻水・咳にまみれていて、本当に不快だった。顎マスクをエンドロールに入ってから着用するその無神経っぷりに呆れる。そして流れた主題歌の倖田來未の楽曲に不快感を抑えきれなくなり、劇場で観た映画ではじめて、本編終了前に席を立った。エンドロール後に続編が発表されたらしいが、絶対に観に行かないと思う。そんな悪い作品だとは思わなかったから、色々と嚙み合わなかっただけなのかもしれない。

3/14(木)

出社。GEZANなどを聞いて出勤。GEZAN、『DNA』はとっても好きなんだけど、それ以外はかなりエッジーだな・・。まだ数曲しか知らないのでまた聞こう。

仕事は覚えてない。書き溜めた日記を仕上げた。

夜『π』を観に行こうと思っていたが、先に恋人から『螺旋銀河』をこれから観ると連絡があり、とってもうらやましい気持ちに。自分も見たい・・・。結局、翌日から休暇に入る上司案件の飛び火を浴びる形で、未必のトラブルシューティングを済ませる。そのおかげで退勤が遅れた。人間椅子を聞いて帰宅。

3/15(金)

在宅。まずは人間椅子を聞きながら仕事した。

昼過ぎにすこし落ち着いたので、スーパーまで買い出しをした。カボチャを使用したお菓子を2種、ホワイトデーということで仕事の合間に作った。プリンがめちゃくちゃおいしそうに焼き上がったのだけど生クリームを入れ忘れたことに気づいてがっかりした。てんやわんやであっという間に定時になり退勤、そのまま恋人の家に向かった。

ロールキャベツを作ってくれていた。おいしかったなあ。カボチャのお菓子は見た目以上にボリューミーで、はちきれそうになるくらい満腹だった。翌日の予定を話し合って就寝。

3/16(土)

起きたら恋人がホッケを焼いていた。焼き魚イイナ、と思っていたところ、出来上がったのは暖かい冷や汁(名前なに?)め~~~~ちゃくちゃ美味しかった。
昼から渋谷に向かいピーター・グリーナウェイ特集を2本鑑賞。そのうちの1本は10年前に鑑賞済だったことを思いだしたが、その当時と同じく、今回も大半を寝落ちしてしまった。2本めはとっても良かった。

寒くて疲れていたので、飲み屋に行く予定をきりあげて帰宅。余った食材でドリアを作ってくれた。お互いに料理をもてなしあう関係、良い。

3/17(日)

前日のドリアが朝ごはん。ちょっと散歩して近所の喫茶店で昼食、一服しながら映画などの話をした。恋人は夕方から予定があったので、ちょっと昼寝して夕方に解散。疲れていたし中華料理の脂っこさが食べたすぎて、自宅近くの町中華で夕食を済ました

夜、『キャロル』を観た。思ったよりもさっぱりした作品で見やすかったなあ。重厚なヒューマンドラマで、女性同士という要素が重くのしかかってくると身構えていたのだけど、ふたを開けてみればあっさりめだった。瑞々しい恋愛模様が愛に変容していくさまを上手に描いていて、中でもギヴ&テイクの概念にキャッチ&リリースが加わったような、すべての恋愛への示唆に富む裾野の広い作品だったな。ルーニー・マーラになりたい。

疲れを感じていたので、いただいたシラヌヒを1つまるごと平らげて倒れるように就寝。