ハイボール・ハイライツ

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音楽と週報 vol.45 2024/1/28〜2024/2/2

1 折坂悠太 51 scrobbles
2 ジッタリン・ジン 34
3 Ginger Root 18
4 人間椅子 13
5 おとぎ話 11
6 ドミコ 8
7 大塚愛 8
8 YUKI 6
9 オアシス 6
10 吉澤嘉代子 6

在宅勤務が2日あったので折坂とジッタリンジンをすべて流した。めっちゃ音楽聞いた週。

1/28(日)

地震とアラームに同時に起こされて心臓ばくばく。怖かった。お昼に恋人と会って公園と喫茶店でお話しした。ちょっと暖かい日で、公園でのんびりしていた時間、永遠にこのままになれ〜〜〜ってずっと思っていた。知り合って10年くらい経っているかのような感覚がする。

好きなメガネのセレクトショップを紹介してあげた。そうやすやすと手を出せる金額ではないものの、一緒に色々と試着した。前日、自分は女性に可愛いという言葉をあまり使いたくない、ということを説明した。描写を放棄しているような、雑な響きが好きではなくて。好きな人の好きなファッションに素敵なメガネが代わる代わる加わっていくのは非常に刺激が強かったというか、ドキドキした。可愛い以外の語彙がない。可愛い。

マフラーが欲しかったので、無印でいいものを買った。めちゃくちゃいい。同じものを一緒に選んでくれてうれしかった。この冬は敵なし。もっと冷え込んでくれて構わない。

その後、喫茶店でした音楽の話、映画の話、本の話、そのひとつひとつにこれから影響されていくことになる。恋人の好きな音楽が良い。

3日連続で会っていてさすがに疲れたねということになり、夕方解散した。別れ際、マフラーを巻いてくれた。おお恥ずかしい。自分、恋愛してるわ。マフラーを巻き終わった途端、突然頬にキスをされて叫び声が出た。そのまま彼女は改札の向こう側に行って帰ってしまったけど、体が固まってしばらく動けない。おおん。。ようやく歩けるようになったと思ったら、なんだか足取りが軽い。すごいな。自分、わかりやすすぎる。

帰宅して、「川の底からこんにちは」を見た。石井監督は去年の「月」のせいであまりいいイメージがなかったけど、やっぱり好きな作風なんだな。初期作品だから粗々しいところもあったけれど、去年の「愛にイナズマ」につながる原体験で満足。満島ひかりのスピーチとラストシーンは巻き戻して2度見た。

鶏の照り焼き作った。

1/29(月)

朝から健康診断。注意書きを読んだ上で朝ごはんを食べて臨んだけれども、やはり当日の朝はNGだったらしく、怒られた。ごめんなさい。身長は相変わらず168cmだった。姿勢が悪いから本当は170cmだと思っている。見栄ではなく、本当にそう思っている。

その後出社して、仕事して退勤。チームのうち3人しか出社していなくて快適だった。

帰宅して「哀れなるものたち」のパンフレットを読んだ。もう一回みたいな・・

1/30(火)

出社。覚えてない。チーム長と同期とランチに行った。毎昼1000円以上するものを食べられる財力が欲しいです。同期とは給料変わらないはずなのに・・。

適当に勤務して退勤。その足で「みなに幸あれ」を見に行った。気になっていたホラーだったけど、あまりハマらなかったなあ。古川琴音は良かった。ホラーにぴったりの顔しているし、彼女ならアリ・アスターの作品に出ていてもおかしくないと思う。トニ・コレットやフローレンス・ピューと似たような表情ができるはず。それ以外は、どうにも茶番感がいなめないというか、小劇場の小劇団って感じがしてしまった・・。邦画ホラーで好みのものにあまり当たったことがないなあ。ちょっと色々見てみたい。

1/31(水)

在宅。恋人のプレイリストからずっと流しながら仕事した。仕事はあまりなかったかも。お昼を食べた後M1の決勝をみてゲラゲラ笑い、おかげで目が覚めて昼寝しないで済んだ。ヤーレンズが衝撃だった・・。

適当に退勤、なんとなく「家族ゲーム」をみた。松田優作かっこよすぎか??奇っ怪なストーリーに困惑しながらも見進め、最後の食卓のシーンには面食らってしまった。ちょっとした解説を読んでようやくその意図を理解した。完全に置いてけぼりにされてしまったけど、横並びの食卓の騒乱をワンカットで見せつけられたのは楽しかった。この監督作品は気になるものが多い、「黒い家」「失楽園」「(ハル)」を見たい。

2/1(木)

在宅。暇だったかな〜。

引き続き無限に音楽を流して仕事した。ちょうどM1最終決戦がアップロードされていた。ヤーレンズすごすぎるだろう〜〜。令和ロマンも面白かったんだけど、完全にヤーレンズの方が好み。めっちゃくちゃに好き。テレビ嫌いが加速して、リアルタイムで見るより後日にネタだけ見る方が自分にあっている。

適当に退勤して「キツツキと雨」を見た。役所広司沖田修一監督、これからも見られるかなあ。荻上直子監督との共通点として、自然な会話とながめのショットが好き。愛のある会話をのぞいているような気持ちになれる。恣意的だったり説教じみたシーンがまったくなくて、ただ等身大なだけの人間模様が大好きだ。沖田監督作品も全部見たいなあ。

土曜に見る映画のことを決めた。翌日の金曜のレイトショーでみたいものがあると誘ってくれて、嬉しかった。はやく会いたいなあとベッドの上で左右にゴロゴロ、といった漫画みたいな状態だった。犬みたい。

2/2(金)

仕事。なんか忙しかった気がする。でも夜に恋人に会えるわあ、と思って無敵の状態だった。結果かなり重い仕事がいくつか週明けに持ち越されることになった。しゃきっとしなさい。

退勤して「エル・スール」を一緒にみた。あ〜〜、良かった。本当に良かった。「瞳をとじて」の前の2作品目。「ミツバチのささやき」を吸収しきれなかったけど、この作品は見応えもしっかりあって、とても好きだった。ついに来週の新作公開に思いを馳せる。ビクトル・エリセの新作長編を、彼が現役であるうちに劇場で見られる幸せを噛み締めている。楽しみだ。土日の回はどれも満席らしく、金曜に誘ってくれた恋人に感謝している。

劇場近くの良い感じの喫茶店で軽く食事をした。KIRINJIと折坂のライブに申し込むことになった。一緒に行けたら、どれだけ幸せなことか。当たれ、お金はどこからでも捻出する。

土曜は「ダム・マネー」を見にいく。これも去年からずっと楽しみにしていた作品だ。ふふふ。

・・・

この週、めちゃくちゃに音楽を聞いた。おとぎ話、折坂、Ginger Root、ジッタリンジン人間椅子。そして昔のJpopの数々。恋人の選曲に惚れ惚れする。脳内のプレイリストを、その感性を共有しませんか。