ハイボール・ハイライツ

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音楽と週報 vol.48 2024/2/18〜2024/2/23

1 Mdou Moctar 30 scrobbles
2 民謡クルセイダーズ 28
3 ズボンズ 15
4 South Penguin 12
5 放課後ティータイム 12
6 Cho Co Pa Co Cho Co Quin Quin 11
7 正歌 10
8 SUPER BUTTER DOG 9
9 Yin Yin 7
10 小沢健二 6
11 柴田聡子 6

ラインナップが謎すぎる、Mdou Moctorのエキゾチックに触発されて民謡クルセイダーズ、それと中国の爆笑ギターロックにはまった週。

2/18(日)

前日に解散し、この日はお昼から仕事終わりの恋人と合流して庭園美術館へ。暖かくてあの庭園でのんびりしていた時間は良かった。眠かったけど。併設されている自然教育園にも足を運んでみた。目黒のど真ん中に広大な森が広がっていて、ビルのひとつも見えないくらい深々としていたのが良かった。都内の指折りのお気に入りスポットになったかも。泊まりですることを済ませたからもう用済みって思われてるかもしれないのが怖かったと吐露されて、人間にそんな考え方があることすら思い至らなかったんだが・・と思った。

夕方からいい感じの喫茶店に入って休憩した。あの喫茶店はいいな。目黒シネマで映画を見るときは活用したい。

夜の回から目黒シネマで「8 1/2」を鑑賞。面白いかどうかはさておいて、おそらく映画界でのオールタイムベストというか、ド級の名作っていう認識だったから劇場で見ることができて嬉しかった。とはいえ、怪奇なストーリーと連日のラッシュがあいまって前半はちょっと寝てしまった。それでもラストの壮観は脳裏に焼き付いているし、今後の映画体験においてこの映画を見たということはかなり重宝しそうだ。いい映画をみられて満足した。

お互い疲れていたので映画の後はすっきりと解散。スマブラGENESISをあまり見られなかったのがちょっと残念だった。

2/19(月)

出社。民謡クルセイダーズを聞いたことがなかったのでなんとなく聞いてみたらドンズバにかっこよくてアルバムを一周して出勤。めちゃくちゃにかっこいいな。ダメダメな取引先とのやりとりが破滅的で、ついに自分が向き合っている別部署の担当から怒られた。自分ものんびりしすぎていたという責任がありつつ、橋渡し役としての限界を感じて勘弁してくださいの気持ちだった。この週末に公開された大作のムビチケをもらった。自分は試写で鑑賞済みだったが、恋人もみたいと言っていて、自分ももう一度見たいと思っていたので、2枚いただいた。ほかにも色々な新作を見られる機会が今重なっていて、うれしい。

民謡クルセイダーズを聞いて帰宅。途中で恋人のプレイリストに入っていCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINも聞いてみた。めちゃくちゃかっこいい〜。Spotifyのサジェストに頼りきっていたので、第三者からのおすすめは本当にありがたい。音楽を聴くのが楽しすぎる。

2/20(火)

引き続きCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINと、south penguinの新しいアルバムを聞いて出勤。朝一から前日のトラブル対応に追われた。担当者がカンカンに怒っていた一方、「いやそれ先に言えよ」の情報をあえて言わなかった、と言われ意味不明すぎて誠意を失った。それ先に言ってくれればここまでにならなかったんじゃないか。新卒で入ってからずっと向き合っているこのクレイジーマン、明らかに近年耄碌している。

それ以外の仕事は覚えてない。先週に買ったジャケットを同期に自慢してしまった。この同期、僕にフェミニン印を押しすぎだ。いいけど。

YinYinつながりで中国っぽいサウンドを聴きたくなり、SUPER BUTTER DOGSを聞いて退勤。といってもチャイナっぽいのはFUNKYウーロン茶くらいなんだけども。

2/21(水)

在宅。寒かったなあ。午後からはなれの事業所まで所用があったため外出するも、10分で用事が済み、さらに徒労に終わってしまった。おかげで昼寝しないで済んだけど。帰宅して仕事しながら掃除をした。ちょっと忙しかった気がする。ちょっと早めに退勤して、最寄駅まで恋人を迎えにいった。適当に買い物をして帰宅、キーマカレーを作ってくれた。お互い料理が好きで、創意工夫で贅沢せずに生活を底上げする知恵を模索するのが楽しいわ。キーマカレーめちゃくちゃ美味しかった。いま、これまであまり買わなかった人参の活用法に燃えている。外出中に見つけた謎の中国の漢ソングが面白すぎて、恋人とゲラゲラ笑いながら聞いていた。まじで面白すぎて電車の中でも笑いを堪えるのに必死だったんだけど、共有できる人がいて本当にうれしい。これまでおもしろ動画の共有っていう行為に全く共感できない上に他人のおすすめおもしろ動画って全く笑えなかったんだけど、今ならわかる。

 

open.spotify.com

 

せっかくだからお湯を溜めようかと提案するも、生理中だから血だらけになっちゃう・・と言われ「血だらけ」を想像して咄嗟に反応できなかった。血だらけになるの・・?「血だらけ」が日常的に起こりうる生活を送っているなんて。性教育の敗北である。いや、異性との交流から離れていた時間が長すぎて、感覚が麻痺していた。無意識にノンデリカシーな発言をしていそうで怖い。

民謡クルセイダーズをふたりで聞いたところ、同じく和風エキゾチック系ということで渋さ知らズ切腹ピストルズを教えてもらった。ジュークボックスかて。素敵。

翌朝は早朝に起きて恋人を仕事に見送ることになっていたので、早めに就寝。相手がお泊まりセットを置いていって、なんだか感慨深い気持ちになった。

2/22(木)

4時に起きてホットケーキを食べて駅まで送って解散。早起きっていいなあ〜って思いつつ、帰宅して倒れるように二度寝した。定時ごろに起床してそのままぬるっと仕事を始めた。相変わらずおじさん同士のいがみ合いが不快だ。木曜はこのMTGが定例にあるので出社しないことにしている。オンラインだったら聞かないふりできるし。

眠すぎてお昼にまた昼寝した。すっきりしないまま夕方のMTGに参加し、ここでも最悪な空気感が漂っていて、弊社のこのビジネスの終焉を間近に感じている。早い所めぼしい転職先を見つけた方がいいのかもしれない。もしくは大きな組織改編を待った方がいいのか。仕事内容に不満はそこまでないから、同業他社に逃げるのが一番いいとは思ってるんだけど。

夜、3月以降のチームの体制について上司と話し合った。これから忙しくなりそうだ。チーム内で現場上がりの自分が専門的扱いをされている分野があり頼りにされている一方で、自分はそこまで仕事ができる人間というわけではない、というかひたすらに怠け者でサボりがちな人間なのに周りにいる人間や自分のスキルによっては重宝されることもあるもんだなあ、と気が引き締まった。

退勤してみさしていた「17歳の瞳に映る世界」を鑑賞。邦題はどうしてこうなってしまったんだろう。原題は作中でももっとも心が揺さぶられるシーンから引用されているというのに。さしておもしろくはなかったけど、この監督は今から注目しておこうと思っている、ちょっと打算的な理由で知っておきたかった。

2/23(金)

週末からの寝不足を解消したくて11時ごろまで寝ていた。すっきりしたあ。フィルムを現像し、その間に古着屋で気になっていたデニムのカバーオールを購入した。財布の紐がゆるくなってきている。行けるところまでいってみよう。

夕方、近所のケーキ屋さんのモンブランを食べながら「5時から7時までのクレオ」を鑑賞。ずっとみようと思っていたアニエス・ヴァルダ。良かった。人間模様が緻密で、ユーモラスかつメロディアス、そしてなんといっても脅威的なまでの画作りのセンス。ぐんぐん引き込まれる長回しと自然なカット代わりに惚れ惚れする。他人から見たクレオクレオから見た他人、という視点の切り替え方もスムーズで、とっても洗練されていてファッショナブルな作品だった。この監督作品は短いものが多いので、さくっと全部見てしまいたい。

キーマカレー用の野菜の残りでパスタを作って、新ジャガイモと新玉ねぎのジャーマンポテトと合わせて食べた。う〜ん、おいしい。

ジャズ大名」を見た。ストーリーも演出もめちゃくちゃすぎたけれど、テーマが突飛すぎるのと、ハマるかハマらないかのカルト的テーマが無事ぶっささって良かった。ちょっと物足りなさも感じたが、この作品の持つ唯一無二の音楽性に惹き込まれた。とても好きな映画です。さらに去年末に千葉雄大主演の舞台があったらしく、もっと早く出会っていればこの舞台を観にいったのになあ、と後悔。

・・・

幸いにも今月公開の大作は試写で鑑賞済みなので新作映画が渋滞しなくて済んでいる。3月からかなり目白押しになってくるので、恋人とのスケジュールを縫いつつ、どうにか後悔しないラインナップを見ておきたい。近年の新作はほぼ100%配信に落ちてくるからさほど心配していないものの、やはり旧作や名作のリバイバルはなるべく見逃さないようにしたい。早速3月上旬からドライヤーの上映がスタートする。裁かるるジャンル、めっちゃ見たい!