行ってきました。
嬉しさや感動やそういったものとは別に、
ヒトは幸せだと涙が出ますね。幸せ泣きしてきた。
吉澤嘉代子のザ・ベストテン!
— 吉澤嘉代子 (@yoshizawakayoko) 2019年11月30日
ご来場の皆さまありがとうございました!
ふるさとで歌うことができて幸せです。
写真:山川哲矢 pic.twitter.com/t3FA2wAr75
忘れていくのが怖いので 新しく思ったことや付け加えたいこと 書いていくで。
↓当初の感想だったり
メンバーが本当によかった
まずバンドメンバーの発表からワクワクしていた。
というのも、吉澤嘉代子 ハマオカモト 弓木英梨乃 DJ松永 という4人でバンドを組むらしいじゃないか。
そのうちの3人が揃ってしまった。
僕が青春を捧げた日本の若手ロックンロールのひとつはOKAMOTO'Sだし、心が成熟したこの頃沁みる音楽といえばキリンジだし、今回のライブで星がつながって星座になったよう。
いやまだDJ松永が加わるのだが。。
特に弓木さんがギターを弾く姿がとても好きで、かつてBase Ball Bearのサポートとして参加されていたときの凛とした立居には惚れ惚れとしたのを覚えている。
今回のライブもまた、普段イヤホンから聞こえる演奏者不明のギターソロが弓木さんによって可視化された。女優ツアーもそうだったけど、「この曲のギターソロ好きだし印象的」+「それを弓木英梨乃が弾いている」というコンボによって幸せが何層にも重なるのだわ。
『ユートピア』なんか、あのベースソロを聞かないと始まらないのだ。そしてサビの後・この数小節すぐあとにギターソロが来るとわかっていても、結局耐えきれず感極まってしまった。吉澤嘉代子さんだけでなく ハマオカモトと弓木さんが加わっているという懐かしさや安心感があって死ぬほど泣いた。
LALLA、たのしみだな〜
選曲が幸せすぎた
僕はカヨさまが作った曲の中では『綺麗』が一番好き。
理由も語らせて欲しいのだが、
あれ作曲が小島英也という方。僕がこれまでの人生で「いいな」と思ったメロディやサウンドをすべて知ってるんじゃないかと思うくらい"ツボ"の、いわば中に宝物しか入っていない福袋のような方。
その小島英也がサウンド担当のORESAMAというユニットがいる。その世界観と音楽のすべてに魅せられて、いま僕の生活があると言っても何ら過言ではない。
・・・
というわけで、『綺麗』は僕にとってのメロディの始祖と吉澤嘉代子がコラボした曲。曲そのものが僕にとっての宝物で、あまりの幸せにまた涙が溢れ出た。
この前の3月、女優ツアーの仙台公演に行った。そこでは当然アルバム『女優姉妹』の曲が中心になってセトリが組まれていた。
『綺麗』をはじめ、『麻婆』『movie』といったアップテンポなもの、『一角獣』『泣き虫ジュゴン』といったしみじみなものも、聞けなかった。たぶん。。
↓アルバムの解説はこちら
だからやっぱりベストテンでは聴きたい曲がたくさんあったのだ。
というわけで自分の思い入れがとても強い曲が軒並み選ばれていて幸せだったのだよ。
ベストテンのラインナップでも思ったけど やはりみんな好きな曲はある程度同じなんだな、という印象。でも『泣き虫ジュゴン』1位は意外だったな。
聞きたい曲すべて聞けた。
燃え尽き症候群のような気怠さも、すこし感じる。その理由もすこしだけ。
改めて自分と重ねてみたところ
ここからは個人的な話。。
僕の将来なりたい職業に対して吉澤嘉代子の姿勢というものはとても重なる。いわば言葉に関するその道のプロを目指している。
↓吉澤嘉代子と小生
でも生活サイクルとか給料面での不安がかなり上回っていて、正直悩みがフワフワしていた。
女優ツアーの直後燃え盛っていたモチベーション、消えたわけではないのだがあまりにも忙しすぎたり現実を見すぎたりで、揺れ動いていた。今回のベストテンも忙しすぎて3日前くらいに気付いたって感じだったし。
しかしな
この頃燻っていた夢、今日憧れの人がステージで輝いているのを見てから少しずつまた燃えはじめている。
だがしかし
理想ばかりではどうしようもないし、そもそも好きを仕事にした結果、好きから離れてしまうのは本末転倒なのだわ。
ということをぐるぐると考えている。
吉澤嘉代子のように僕はプロ意識を持って好きを好きなままその仕事をできるのだろうか。いま現在、僕の人生は吉澤嘉代子の音楽にめちゃくちゃ影響を受けている。
・・・
まあいくら語っても「知らんがな」だろうし締めますが、
どうやら僕はただの娯楽を超えて生活・人生そのものにまで介入してくる音楽に出会ってしまったようだ。幸せです。