久しぶりに音楽の話…。
間も無く友人の結婚式に行きます。
実にめでたい。ご祝儀は言い値で払おうか。
しかし僕はその友人よりも祝福されるべきだと、内心ほくそ笑んでいる。
なぜなら『ザ・おめでたズ』のライブに行ってしまったからだ。
この1年彼らの音楽を聞いて踊りながら通勤していた僕は、先日ライブに行ったことで報われてしまったのだ。アーメン。
自称歩くiPodぼく、今回はオカルト宣教師。
ちなみに、このブログにはのべ48,600人が今までに訪れてくれた。全員聞いてくれ。
彼らは『ザ・おめでたズ』 です。
平和で幸せで、聞けば快音 たちまち身体が揺れ動く、
最高なグループだぜ本当に。
はあ〜〜〜〜〜
まじたまんね〜〜〜〜〜〜
気持ちよすぎて、身体が溶けてしまいそうじゃろう。
ラッパーはなぜか他人を攻撃したり、自分のサクセスストーリーを歌にしたがる。
正直言葉の流れがキモだからあまり気にしないけど、ふと歌詞が聞き取れてしまうと、いやあなたの人生なんて歌われても…って思いませんか。
思わない…
そうですか。
おめでたズの『トワイライト・ゾーン』は歌詞見ましたか?
こんなにワクワクするラップありますかね。ラップってバトルの武器に使われ、右手に酒・左手に女、みたいな酒池肉林の音楽じゃないですか。
その上オラオラした先輩の武勇伝みたいな曲ばかりで辟易しますよ。
この曲はオカルトがテーマです。
mv見ました?オカルトvs科学のラップバトル、超よくないですか??
歌詞も最高なんだ、「俺らまだまだ夢見るボーイ」ですから。。
・・・
この前な、下北沢BASEMENT BARで深夜25時くらいからライブがあったんだ。
ほろ酔いの状態でこの曲を見たのだが、身体が溶けそうになるくらい気持ちよかった。
さながら逆・憤死とでも言おうか、幸せな気持ちでいっぱいで、三途の川が見えたのだった——
ほんとオープニングもおもしろい。
ケタケタ笑いながら見るのだけど、出だしのサビのキュッと引き締まったクールたるやそのギャップにやられるのだ。
スニーカー蒐集癖もあってか、僕が多分一番好きな曲。
この曲めちゃくちゃファンクだし、エアマックス履いてる黒人もこれを聞くや否やストリートでブレイクダンスするくらいにクール。超かっこいい。
音楽の祝福を受けよ・・・
彼ら、富山で活動しているらしい。
スチャダラパーを筆頭に、最近だとEnjoy Music Clubのような平和な日常系ラップ。
しかしおめでたズのメロディは決してユルユルではなく、ファンクやディスコよろしくギュンギュンにシンセサイザーを効かせたアップダウンの目立つリズム。
こんなメロディ富山県どころか日本全国行脚しても朝から晩までspotifyに噛り付いても見つからないし、いま日本で一番イカすラップグループは彼らで間違いない。
・・・
言わずもがな僕はザ・おめでたズが大好きなのだが、
一方で彼らの音楽がめちゃくちゃ好きな自分のこともまた、すこし好き。
とびきりのおしゃれをした自分って少し良い顔するじゃないですか、しかもこの街でこの服を着ているのは自分だけ…みたいなときとか、テンアゲとか通り越してとにかくハイになるじゃないですか。
『ザ・おめでたズ』を聞いているときの自分はそんな感じで、
今週末もカルフのスニーカー履いて『FUN KICKS』聞いて散歩でもしよう、といつになく明るい気持ちになるのだ。いつもは現実逃避や否定のために没頭している音楽だけども、『ザ・おめでたズ』を聞いていると実生活もまだまだ楽しめそうな気がする。おめでたズを聞けば名前はないけど毎日祝日。
最後に新曲。
これ聞いてお風呂入れば1日の疲れも踊るダンスフロア…というよりメロウでチルなテルマエロマエ(?)
はい実践、今日があなたのお風呂記念日!
そんな祝福を与えてくれた音楽を紹介しました。
そして本当に『ザ・おめでたズ』好きになってくれてうれしい、おめでとう&ありがとう自分…