邦楽多めの週。
7/29(土)
午前中めっちゃ音楽を聞いていた記録があるけど何してたか覚えてない。。多分日記を書いてただけだと思うけど。
午後、「イノセンツ」を観に行った。今年ベストの一本。「童夢」を未読だったからこそ、プレーンな気持ちで観られたというのが結構大きいかもしれない。子供たちの心の奥底を覗ける、心理描写が秀逸な作品。
上映後、都内のうなぎ店へ。土用の丑の日は必ず良いうなぎを食べるという家族の行事があったが、今年は他の祝い事もあり、今までで一番の高級店へ。大変美味しくて本当に満足。うなぎ大好き。また父親から彼女いないのかというのを訊かれた。自分から言うから聞くな、といつも言っているのに毎回あの手この手で聞き出そうとしてくる。期待に応えられないのが本当に苦しいので、やめて。
前に付き合っていた人と、2回目に会ったとき勢いで良いめのうなぎを食べた思い出がいつも蘇る。あれは本当に素晴らしい時間だった・・ひとつの崇高な思い出として、もはや恋愛とか関係なく美しい記憶に昇華していておもろい。
帰宅してからの記憶はない。美味しい日本酒を飲んでいて酔ってたから多分すぐ寝たと思う。
この週はず〜〜っとサカナクションを聞いていた。
7/30(日)
朝一で「658km, 陽子の旅」をみた。これもまた素晴らしい作品だ。というか、菊地凛子があまりにも上手すぎて引いた。この人、よくわからない作品に出ているイメージしかないから本当にもったいないと思った。ぜひ今年の映画賞にも名前を連ねてほしいし、女優賞ならやすやすと獲得できる演技だと思った。まあ作品そのものはそこまでかなあ。あとテアトル新宿の券売機が1台しかなく、日差しが照りつける中、外まで行列ができていた。あれは良くなかったと思う。
観終わって、前日に買い忘れた「イノセント」のパンフを買いに行った。新宿町田屋で昼食をとって、最寄りに戻ってカフェで陽子のパンフレットと合わせて読んだ。
夕方帰宅してこの秋に公開の「シック・オブ・マイセルフ」をオンライン試写で鑑賞。えぐい描写が多いが、いきすぎた承認欲求の成れの果てというテーマを追求できていて良かった。理不尽なまでの行動原理は、SNS時代に生きる全ての若者へ捧げられたし。北欧映画は心理描写がうまい。あと、そういう業界の話ではあったけど、人物のファッションが好きだった。
その後自炊をして「キル・ビルVol2」を観た。1よりも爽快感に欠けるな。でも修行のシーンがあらゆるパロディ元になっているとわかってよかった。
この日もサカナクションを聞いた。土日で全アルバムを聞けた。ちょっと追課金したらマッチングして嬉しく、心地よく就寝。
7/31(月)
出社。最初はグソクムズを聞いていたが、キル・ビルのことを思い出しゴロッパチも聞いて出勤。バチっとチューニングできてよかった。仕事は覚えてない。暇な時間を見つけてはイノセンツの感想を書いていた。定時くらいに退勤した気がする。
そういえばマッチングした人はandymoriが好きだったな、と思い帰路はそれを聞いて帰った。やっぱり、いいなあ。
8/1(火)
ハイヴスの新曲2曲が公開されていた。リリース間近のアルバムから小出しに公開されると、いざアルバムを聴くときの新鮮さが薄れてしまうから個人的にはほどほどにしてほしい。なんだかんだハイヴスの新盤から半分くらいはもう聞けるんじゃないか。
その後折坂悠太を聞いて出勤。これもマッチングした人が好きらしいから。聞いている音楽で浮かれ具合がわかって面白い。いや、もともと好きなんですが。
仕事は覚えてない。お昼、新メンバーとお昼に。一緒にいた先輩がずっと自分の話をしていた。でもおかげで会話に困ることはなかった。でもこのランチの主役、あなたじゃないけど・・という気持ち。
夜、また秋公開の新作「メドゥーサ・デラックス」を試写。これもワンカットものだが、色々な創意工夫が見られて見応えがあると思う。ついこないだの「ソフト/クワイエット」が意外と奮わなかった印象だが、果たして。A24配給効果でいける?その後スーパーカーをねっとり聞いて帰宅。
帰宅して土砂降りにまみれた洗濯物をコインランドリーへ。そこに置いてあったご意見ノートを読んで非常に心が温まった。英語のコメントに対してオーナーもちゃんと英語で返していた。何回かオーナーとその子供と思われる人たちを見かけたことがあったけど、個人でやってるのかな。世田谷の駅近にコインランドリーを経営できるくらいの余裕がある家庭なのかな、だとしたら英語のコメントにも英語で返せるくらいの層だよね、とか色々推理ができて楽しかった。いつも利用しています、と一言書いておいた。
8/2(水)
出社。BAND-MAIDのベスト盤が出ていた。今まであまりちゃんと聞いていなかったんですけど、ちょっと、、最高すぎませんか?ただ耳が疲れるので、途中でパラッパラッパーのサントラに切り替えて出勤。
午前中打ち合わせがあり、その人たちにランチに誘われたので外へ。美味しいものをご馳走になった。その取引先の女性がどうやら同い年らしかった。業界の知らない人たちのことで盛り上がっていたからあまり覚えてない。とある下りで「思い出野郎Aチーム」のことを僕が話したら、その同い年の人が携帯を取り出し、Spotifyでちょうど聞いてました!と画面を見せてくれた。しかし気づいてしまった。再生シークバーが0:00になっていたことを。絶対今検索して見ただろ。邪悪な人間で本当に嫌になる。。でも心地よい人たちで、今後取引するのに引っかかりがなさそうで安心した。
その打ち合わせと長めのランチでほぼ半日が終了した。その後は覚えてない。
8/3(木)
在宅。体調が悪かった。くるりをずっと流していた。仕事も全然捗らなかった。夜、「裸のランチ」を見たけど、途中寝た。あまり覚えてない。最後まで見たかどうかも定かではない。その後New Jeansを聞いた。思いの外好みだった。
YONLAPAのアルバムが出るらしく、非常に嬉しかった。今現在も、それを考えるだけでワクワクする。
8/4(金)
なんとなくYumi Zoumaを聞いて出勤。またよくわからない打ち合わせをして、仕事した。ちょっと忙しかったからコンビニ飯だったのが悔やまれる。前部署にいたときの地雷が掘り返された最悪な気持ちに。正直どうしたらいいかわからないんだけど、どうなるかな〜
仕事は特に覚えてない。大塚愛を聞いて帰宅。無条件の全肯定という曲が多くて助かる。2014年以降のアルバムはあまり聞いていなかったんだけど、ちゃんと現代ポップスの要素を取り入れて変化しているんだなあ。でもやっぱり思春期に聞いていたロック調のJpop時代に取り残されている気がするので、いつまでも黒毛和牛上タン塩を聴く。
夜、keptさんの配信を見てちょっと夜更かし。就寝直前、メッセージが途絶えていた人から返信があって安心した。セオリーに沿うなら複数人とやり取りを同時進行するのだろうけれど、自分にそんな器量はない。マッチングアプリに気が向かないのは、ひとりとしかやり取りできず、それがふいに終わるとイチからやり直しになるのが億劫だから。
週末は特に見たい映画がないから、なんとなーくでファスビンダー作品でも見に行こうと思う。