ハイボール・ハイライツ

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音楽と週報 vol.14 2023/6/24〜6/30

1 ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース 18 scrobbles
2 Dreamer Isioma 15
3 The Japanese House 14
4 convenience 13
5 The Fur. 13
6 Magdalena Bay 9
7 Cornelius 8
8 WOOZE 8
9 ザ・ラカンターズ 4
10 デュア・リパ 4

ほぼ洋楽。めずらしい。

 

6/24(土)

ストリートファイターをやりたすぎて中古のPS4を探しに行く。ブックオフで迷って色々調べていたらやっぱりPS4はスペック的に不十分だという噂がたくさんあり、何も買わずに引き返した。そのまま帰るのも気に食わなかったので新しいオニツカのスニーカーを購入。かわいい。。

夕方「エゴイスト」を観た。LGBTを安売りするような作品だとしても、それがテーマというだけで光の当たらなかった人たちの愛の物語として成立することがある。そういう映画が存在するだけで救われる人たちのことを考えると、どんどんマイノリティをフォーカスしてほしい。ことこの映画においては性の部分も隠さずに見せていて、その生々しさと純粋な愛の部分がうまく釣り合ってて、最終バカみたいに泣いた。びっくりした。

夜、アナザーラウンドを観た。マッツ・ミケルセンってたしかにかっこいいけど、かっこいい以外の特長ってあるか?良くも悪くも普通の役者だよなあと思っている。けど、そのかっこよさは群を抜いている。

前日のスパイダーバースの余韻が抜けず、ずっと洋楽を聴いていた。ドラマ「ピースメイカー」のオフィシャルプレイリストはとても好き。記録を見たら多分全曲一周してる感じだった。骨太のロックやパンクを手軽に聞けるNashville Pussyとかいうアホみたいなバンドの"Come On Come On"がとっても好きだ。アホすぎるくせにギターがまじでかっこいい。何度でも聴いてしまうね。ピースメイカーのシーズン2、楽しみだ。あとMagdalena Bayの1stアルバムを一周した。早く新曲が聞きたいが、やはりペースが遅い。。

6/25(日)

下北沢トリウッドで「リバー、流れないでよ」を観た。本当は土曜に見たかったのだけど前日に予約が埋まっていて、仕方なく日曜に。佐久間宣行が話していたり、ヨーロッパ企画上田誠といった、映画のガワで話題になっているらしかった。中身は非常にわかりやすく、「カメ止め」がバズる構図と似てるなあ、と思った。さらにターゲティングまで上手だから、ある程度の「想定外の大ヒット!」は望めるんだろうなあ、と邪推。でも「MONDAYS」とほぼ同じテーマで、そっちの方が大好きなのでどうしても手放しで評価できなかった。というか「14歳の栞」を撮った竹林監督の長編2作目が「リバー」の下馬評に巻かれるのを見たくない。それくらい、竹林監督の作品に思い入れがあるんだな、ということで「MONDAYS」のさらなる評価につながった。

夜、「ジョン・ウィック」の1作目を見た。最近は人気シリーズもある程度網羅しておきたいという気持ちが強い。でもこれは多分家でみる映画じゃないな。BGMがずっとうるさいし、ゲーム動画見てる感じだった。ストーリーもあるのかないのかよくわからないし、これを全部見るなら腰を据えてマトリックスでも見るわ、という感じ。でもファストフード感覚で見られる映画っていうと結構ありなので、暇なとき2作目以降も見るとおもう。見ない気もする。

たしかこの週あたりから毎朝の食事をホットケーキからグラノーラに買えた。ボリュームも甘さも全く物足りず、ホットケーキの甘味を燃料にコーヒーでブーストがかかる感覚が全くなく、ずっと朝が気だるい。朝は血糖値を爆発的に上げないと体が動かないが、健康を考えるとやめないといけない。。

6/26(月)

在宅。仕事は覚えてない。Wasia Projectっていう海外インディーが良かった。ティアキンが終わらず嬉しい悲鳴。夜は映画を見たかったが、同期とまた長電話で微妙な時間になったので断念。

6/27(火)

朝、Dreamer Isiomaのアルバムをちょうど一周くらいして出勤。家の近くで1000円札を拾った。周りを見渡して、誰もいなかったので一瞬盗ろうかとも思ったけど、落ちたお金をくすねたことがなく、「こんなに罪悪感すごいのか」と怯んでしまった。落ちているお金、概念的なものがめちゃくちゃ汚く感じた。結果、小さく折りたたんでガードレールの穴に挿し込んでおいた。誰も気づかないだろうが、盗まれるよりはまあマシ。いまこれを書いていて、ああいうときに交番に届けるんだ、と気づいた。

同期がばっさり髪を切っていて非常に良かった。仕事は覚えてないけど何か重要なことが起きたような記憶もある。思い出した!給料がちょっと上がるらしい。月5000円くらいって、結構大きい気がする。でも昇給ではなくベースアップなので、異動して評価がリセットされたから昇給はあまり見込めないだろう今年は。部長のシャツの胸元がめっちゃ開いてて面白かった。60のおっさんが何してんだ。

週末の会社のBBQのリマインドが来て、完全に忘れていた。めっちゃ行きたくないが、ちょっと楽しみ。小雨決行と書いてあって、それが一番嫌だった。

ザ・フラッシュの熱に当てられて帰りはラカンターズを聞いた。The Fur.の新曲がいつまで経っても来ないのも悲しくて聞いた。

たしかこの日、隣の部屋がめちゃくちゃうるさくて全然眠れなかった。ただでさえ熱帯夜との相性が最悪で、どんな手法を使っても必ず睡眠の質が落ちてしまうから本当に辛かった。でも友達とワイワイ深夜に騒ぐ楽しみを邪魔したくなくて壁ドンはできなかった。というか、高額では全くないけど家賃や立地的に学生の一人ぐらしとは思えないが、仮に社会人だとするとよくもまあそんな元気があるよなあ、と思った。この週はベッドに入ってから何時間もうだうだし、途中で目が覚め、朝も汗ジットリで起きるという最悪の夜を過ごしている。毎年夏はずっとこんな感じなので、本当に気を病んでしまいそうになる。自分が冬に好調になる理由って、もしかしたら睡眠の質なのかも?

6/28(水)

仕事は覚えてないが、7月からの組織変更があるらしい。よくしてくれている同期が別チームに移るらしくてちょっとショックだったけど、結局形だけの新設でいつものことらしいので、安心した。彼女がいると実務的にも精神的にも支えになってくれるので、その大きさを実感。でも退勤間際、その同期と先輩とで長話をしたが、その場にいない人の愚痴やゴシップ、どうでもよい他人の評価の話を延々と聞かされ、非常に疲れた。それで退勤時間が1時間ほど伸びた。

同期が前日、ほかの仲の良い同期と夜会っていたらしい。そこで自分の話になり、入社当時の飲み会だかなんだかで「僕の話はいい、みんなが楽しめるような話題を提供できないから」と言っていたと、その会で話題になったらしい。そんなこと覚えてるなよ。たしかに入社してコロナになる前はよく同期同士で飲みに行っていたが、その度に恋愛や業界の凄い人の話など、本当にどうでもよくて死にそうな話題ばっかりだったのを思い出した。思い返せば自分が浮世離れしていたからそういう話題が嫌だったんだと思う、というのを同期に話したら、じゃあ今度価値観とか哲学の話をしよう、私はいつも仲の良い人とそういう飲み会ばかりやってるよ、と言ってくれて、こいつ好きだな〜と思った。やや尖り気味な同じ大学出身ということなのかは知らないけど、知性の方向性が似ている。自分は出身校に誇りを持っていて愛校心もあるので、ぜひ出身大学の特性であってほしい。

帰り道、Corneliusの新曲を聞いた。自分にはこういうシミシミの音楽ってあまり合わなくて、さらにこういう音楽こそツウは評価する、みたいな風潮もあるのでハマれなかった。コーネリアスの人気も小山田圭吾の功罪も知らんし。好きなら好き、それだけすぎる。アンビエントな雰囲気にムズムズしたので、WOOZEをめっちゃ聞いた。ギャリギャリで破壊的、かつポップでキャッチーなWOOZEの音楽が好きすぎる。

6/29(木)

在宅。仕事は覚えてないが、ほぼ進んでない気がする。でも実働はまあまああった気もして、何をやってたのかその瞬間もよくわかってなかったかも。The Convenienceっていうソウル?バンドが良かった。そういえば近々海外から取引先が来日するイベントがあるのだけど、どうやら日本のカラオケに行きたいから同行するかも、みたいな話を思い出した。めちゃくちゃ億劫なんだけど、現場でバツの悪い気持ちになりたくなくて、歌えそうで有名な洋楽を漁って家で熱唱した。そもそも英語を好きになったのもこういうところからだったし、まあ悪くはないカナ・・っていう感じで澄ましてる。

夜、「ボーダー 2つの世界」を観た。おしなべてよくあるストーリーだった気がするけど、それを本気で製作するとこうなるのか・・という感じ。配信だからモザイクがかかっていて、非常に残念だった。かなりエグみが強かったが、総じて美しく良い話だった。

ティアキンのメインストーリーがもうすぐ終わりそうな気配がする。マスターソード奪還の演出があまりにも良くて興奮した。

6/30(金)

The Japanese Houseの新盤を聴いた、めっちゃくちゃ好き。超良い。日本公演も行きたい。帰りはヒューイ・ルイス&ザ・ニュースをめっちゃ聴いた。超良い。この週、ほぼ邦楽を聞いていなかったことに今気づいて、珍しいこともあるなあと思った。

7月の仕事の予定が結構目白押しになってきた。だいたい、楽しみだけど。でも夏だし、もっとスピードを落として体力の消耗を抑えたい。。長い休みも取りたいけど、夏はどこにも行きたくないんだよなあ。

遠藤周作女の一生」キクの場合をもうすぐ読み終えるが、救う女、救われる男、愛する男女、という構図が本当によい。語彙が足りん。ともかくそういった構図をキリスト教の考えや教えと絡めて表現しているところが好きすぎる。キクの最期まで読み終えたが、電車の中で思わず涙が流れてしまった。あともう一編くらいで読み終わってしまう。遠藤周作の作品の中でもかなり好きな方かも。「救い」って、自分がフィクションの中に求めているものそのものだから、遠藤周作の小説はかなり核心を突かれる思いで毎回読んでる。

明日は会社のBBQ。終わったらグソクムズのライブに行けるので、まあそれを楽しみに流そうと思う。男女で参加費に差があるのが気に食わない。早起きなのも面倒だ。あんまり話したことがなくて顔と名前が一致しない人が多いので、同じチームの人と固まっていようと思ってる。