ハイボール・ハイライツ

ハイボールを飲みながら、気になるコンテンツのハイライトを。

音楽と週報 vol.43 2024/1/13〜2024/1/19

1 人間椅子 35 scrobbles
2 Yin Yin 21
3 YUI 18
4 Saho Terao 16
5 小山田壮平 12
6 ケミカル・ブラザーズ 7
7 フーバーオーバー 6
8 tomoo 4
9 キリンジ 4
10 betcover!! 3

小山田壮平とYinYinのアルバムに心踊った週。ほかは微妙〜

1/13(土)
朝からアプリの人とメッセージでやりとり。話題が多くテンポもよかったため煩雑になり、夜、電話することに。

最寄りの映画館でイ・チャンドン特集をはしごした。「ペパーミント・キャンディ」「シークレット・サンシャイン」を連続鑑賞。韓国ノワールの2作品、どちらも重厚で見応えのある作品だった。特に「シークレット〜」はキリスト教の矛盾に迫る内容で、いつも小説で読んでいた遠藤周作三浦綾子の葛藤が鮮明に可視化されていて、これだよこれこれ、の感じだった。2週にわたって実施してくれているこの上映、全部見たい。

夕方帰宅して餃子を作った。はあ、おいしい。20個ってあっというま。

食後、アプリの人と通話をした。アプリが設けている通話回数制限まで達してしまうくらい話し込んだ。楽しかったなあ。会う予定も取り付け、ホクホクで就寝。

1/14(日)

お昼から会社の元同期と遊んだ。あまりユーモアセンスが共通していないからおもしろくないなあ、と思っていたけど、自分で自分を笑わせるくらいの発言をしようと思って臨んだ。結果、そんなことを考えなくても普通に話し、普通に楽しんだ。

お昼を食べてからボードゲームカフェにいった。ゲームに集中できるから、それ以降はかなり楽しめた気がする。自分、基本どのゲームでも強い。

同期のひとりが三人の共通の知り合いと結婚をしたということで、その話で盛り上がった。本当に興味なくて申し訳なかった。結婚式にも呼ばれてしまい、その場で断れるわけもなく、げんなり。結婚式の誘いをことわれる人ってこの世にいるのかな。あ〜、行きたくない。ボードゲームは三人だと幅が狭いので、今度はその結婚相手も連れてきて4人でやろう!という話になってしまった。本当にやめてください。解散後、その話がLINEグループで盛り上がっていたが、ちょっと本気で嫌だったので返信しなかった。結婚式の詳細もしれっと投げられており、どうにかして時空が歪むことで行けなくなってほしい。

夕方解散するも、夜に予約していた映画の時間までもう一人の同期が付き合ってくれることになった。おいしいモンブランを食べた。その同期の近況を聞いて、一緒に部屋を探したりした。当たり障り、他愛、なさすぎてうけるくらい淡白な会話だった気がする。

夜、新文芸坐で「ソナチネ」を鑑賞。う〜ん、意外と合わなかったかも。。「首」ではそこまで感じなかったんだけど、「アウトレイジ」の沈みきった暗がりが好きすぎて、同じテーマだとしても緊張感が緩む演出がやっぱり気になってしまう。日常そのものが緩くて、そんな中でも任侠を貫きとおした男をテーマにしているんだろうから、絶対に必要な描写なのは間違いないんだけども。。とはいえ、北野監督作品では役者の演技が本当によくって、本作も例に漏れず非常に良かった。

適当に帰宅。就寝。前日に通話した人と人間椅子の話題で盛り上がったのでよく聞いた日。ドゥドゥドゥドゥ・・とマイナー曲のイントロのギターリフを電話越しに言われた時はドキドキした。謎の癖すぎる。

1/15(月)

引き続き人間椅子を聞いて出勤。適当に仕事をして、夕方から「ボーはおそれている」の試写に参加した。かなりの大作かつお気に入りの監督作だし、SNS大喜利感想とも相性がいい監督なので、絶対に早めに見ておこうという魂胆だった。大きなスクリーンで万全の状態で見るのが良いとは思いつつも、結果この選択は正解だと思う。3時間の上映を終え、息も絶え絶えで最寄り駅に着いた。

中華屋さんで頼んだチャーハンの量が完全に狂っており、心身ともに疲労困憊だったのでむさぼるように食べてしまった。胃の処理が追いつかず、就寝してしばらくした夜中、急に腹痛と吐き気に襲われてしばらくトイレにこもった。学生のころもラーメンの食べすぎで中目黒のトイレで戻したことがある。それと同じ。アルコールでも体調不良でもなく、ただの食べすぎで嘔吐する計画性のない人間。この状態で吐くとウソみたいにスッキリする。

1/16(火)

在宅。寺尾紗穂を流しながら仕事した。夜、リメイク版「ベストキッド」を見た。おもしろかった。BGMがめっちゃ洋楽でうけた。仕事終わりにのんびり見るのにちょうど良い作品でした。

1/17(水)

出社。打ち合わせを2件こなすも、それでもなおやや暇だった。最近仕事結構暇なんだけど、それはどうやら自分の処理速度なのかもしれないと思うようになった。それくらい周りがのんびりしている。適当に仕事をこなし、ちょっと残業して退勤した。

小山田壮平のニューアルバムを聞いた。いいなあ。これまで音源化されておらずライブで披露されただけらしい曲も入っているようだ。ちょうどアプリの人と話した時もそんな話題になり、神が手繰り寄せるかのように要素が収束しはじめている。このまますべて、なんとか集合してひとつになれ。

帰宅して週末の予定をアプリの人と相談していろいろ決めた。あ〜〜、楽しみ。

人間椅子と、久しぶりにケミカルブラザーズも聞いた。

1/18(木)

再び在宅。覚えてないです。なぜかYUIの昔のアルバムをめっちゃ流していた。Rolloing Star、いつ聞いても錆びなくていいな。あと大人になってから聞くと、めちゃくちゃいい声しているわりに歌唱力は普通なんだなあ、とか気づく。幾多りらに似てない?

退勤して「汚れなき祈り」を観た。23年新作映画のひとつ「ヨーロッパ新世紀」がかなりよくて、その監督作をみたいと思っていた。カメラワークがほとんど動かない上、ワンシーンワンカットっていう脅威のねっとり感が印象的だった。配信で見ると本当に眠くて、途中15分ほど休憩を挟んだ。坂道を歩いていたはずが、いつのまにか断崖絶壁に立ちすくんでいるような、そんな作品。足を踏み外すと死んでしまうので、前だけを見るしかない。そんな金縛りのような緊縛感を味わわせるものすごい作品だ。ムンジウ監督はメッセージ性や作家性がかなり強いので、その強烈な演出が退屈な方向に働いてしまうのかもしれない。期待はしすぎないようにするけど、この監督が仮にエンタメ要素強めの作品を撮ったら、とんでもない傑作が生まれるだろうと確信している。それくらい、この監督には無限の可能性を感じるし、好きだ。

1/19(金)

YinYinの新盤がリリースされていた。もうすでに24年ベストの一枚なんですが。最高すぎ。

打ち合わせをした。なかなか商談に取り付けないことに焦っているのか、毎回しどろもどろでやや強引なセールスをしてくる人。同席していた若い女性の方はなんとなく気が利きそうというか、精彩を欠いたこの会社に居る理由はなんなんだろう。

適当に仕事をし、適当に退勤した。

朝の通勤中、「放浪記」を読み終えた。めっちゃ良かった。すかさず「浮雲」を読み始めたい。新宿と尾道にある林芙美子記念館にも行きたい。去年末からこの本を読みはじめ、どこで何をするにも自分の心に据えておきたい一本になってくれた。日記をつける習慣もこれでより一層楽しみになる。

帰宅してチャーハンを作って、これを書いている。今日は早く寝たい。