ハイボール・ハイライツ

ハイボールを飲みながら、気になるコンテンツのハイライトを。

音楽と週報 vol.20 2023/8/5〜8/11

1 フーバーオーバー 30 scrobbles
2 Ginger Root 24
3 Supercar 17
4 家主 14
5 トーキング・ヘッズ 12
6 andymori 8
7 Nagakumo 8
8 サニーデイ・サービス 8
9 アークティック・モンキーズ 6
10 The Dinosaur’s Skin 5

ハイヴスめっちゃ聞いたのに記録から外れているようだ。

 

8/5(金)

映画館に行っていない日。朝起きて以下のようなツイートを見かけたので、曲をリプライした。

崇高さ(高潔、驚異、畏敬、壮大、悲壮などの感じを起こさせるような美しさがあること)を有する曲を一人三つまで教えてください。

Giving In To The Love / Aurora
屋根裏の散歩者 / 人間椅子
Michi-tono-Sogu / LAUSBUB

ちゃんと探してないけど、そこそこの選曲だと思った。

日中何したかは特に覚えてない。多分keptさんの配信を見て、昼寝して、スマブラして、自炊した。あと外に出たくて近所の古着屋さん2軒に行った。かわいいシャツがあったので来てみたら袖が短くて断念。店員さんがちょっとしょんぼりしててバツの悪い気持ちになった。もう1軒は身内感溢れるイベントをやっていた。そこで売られているTシャツもかなり良かったが、購入には至らず。夜は高いお肉を焼いた。お肉を焼くだけで準備が済んでしまうので結構コスパ的観点でステーキ肉を買いがちなのだけど、終盤冷めたお肉を食べているときの気まずさや後悔をいつも見て見ぬ振りをしている。いつか添え物なども整えてちゃんと良い肉を自炊でこしらえるようにしたい。毎回食べて損することが多い。

夜は「ロストイントランスレーション」を観た。意外とコッポラ作品はあまり見てない。結構好き。この時くらいから、家で映画を見るときはなるべくイヤホンをして部屋を真っ暗にすることを心得た。

マッチングした人にkhakiというバンドを勧められたので朝聞いた。結構好き。あと謎にトーキングヘッズを聞いている。なんで?

8/6(土)

Bunkamuraの映画館へ。道中は家主を聞いていた。これもマッチングした人の影響。。。何も進展など見込めないのに、浮かれているな。いや、こちらから勧めた曲をあまり聞いていなかったこともあって、結構ちゃんとした使命感のようなもので聞いた。そんないきさつがなくても普通に好きだが。

ファスビンダー作品「不安は魂を食い尽くす」「マリア・ブラウンの結婚」を連続で見た。どちらも割と好みで、結構ネガティヴな展開が多い。「不安は魂を食い尽くす」で、主人公の女性が「幸せすぎて、他人から眼差しが憎いの」といった内容の吐露をしており、すごく的確で恐ろしいほどに正直なセリフだなあ、と心を打たれた。ただただ純粋な愛の話だったけれど、「本命の人を一生愛す、でも他の女とセックスもする」みたいな生き様が受容されているのだけが落とし込めなかった。良作。

マリア・ブラウンの結婚」は、なぜか結末のラストシーンだけ見たことがあった。オープニングの衝撃はこれまでの映画の中でもトップクラスだし、ゲリラ的で、一瞬で見るものを引きつけて離さない力強さがある。そしてエンディングではすべてを奈落に突き落とすような正反対の力が突然はたらく。でもその間の120分はただただ静かで、体力的にきつかった。途中寝落ちしてしまったのが非常に悔やまれる。時代背景を鑑みてもこれは大傑作なのだろう。

帰宅して「SOMEWHERE」を見た。エルファニングがあまりにも可愛い。「アフターサン」よりも好きかもしれないが、なんとなく他人にはそのことは伏せておこうと思った。この映画は日本語字幕なしで見た気がする。まあ、そこそこの理解度だったかな・・

ピーマンの肉詰めを作った。作り置きのつもりが完食してしまった。この日は家主とスーパーカーを聞いていた。

8/7(月)

在宅。仕事は覚えてない。たしかこの日はなんとなく映画を見る気になれず、退勤してオモコロチャンネルを見たりゲームしたりした。原宿さんの「ハイパーピンボール理論 ド歩く編」を完全に理解した。Gingerrootを流して仕事していた。夜はサニーデイ・サービスを聞いていたら歌いたくなって途中からアクモンや小山田壮平あたりの曲が増えている。

この日呟いたこれ、そう思った経緯がわからなすぎて困ってる。

自分は45歳くらいになったらアホほどモテるだろうなと思っている。確信している。それまで(心が)生きていればの話だけど。

8/8(火)

出社。仕事は覚えてない。ずっとフーバーオーバーを聞いていた。まじで何も覚えてない。フーバーオーバーの言語センスが大好きなのだが、ネットで検索しても歌詞がない。CD買わないとなあ。この日、もしかして海外の人とミーティングした日か?翌日だったか、覚えてない。あと、会社の倉庫の掃除をしたな。完璧主義を装っている同期が長らく放置している資料やブツをちゃっかり後輩に処理させていたのを自分は見抜いている。完璧主義で、自分にも他人にもストイックなのは結構だけれど、それは誰も見えないところでどう動いているかに全てかかっているよ、と心の中でニマニマしている。苦手な部分は頑張って隠すのか、真にストイックになるか。

8/9(水)

出社。新曲リリースが多かった日。まずはNagakumoのEp。「ボール」で4拍子から3拍子に切り替わるのが素敵だ。違うリズムで同じことば・音程の歌詞を歌っているのが洒落すぎている。1曲を通したイメージがシズルフルでジューシーで、その清涼感が美しくて涙した。

そしてThe Dinosaur's Skinの新曲。多分1年以上ぶりで、通算7か8曲目という感じだ。かなりスローペース。そして今回の曲も本当に好きで、言葉を失うくらいに想像力を掻き立てられた。まだ歌詞を見られていないので、頑張って英語を聞き取ろうと丁寧に聞いた。でもコミカルなダンスチューンなので、全身すべてを曲に委ねたい。

それ以外は覚えてない。とにかくNagakumoとThe Dinosaur's Skinの新曲のことばかり考えて、昼休みもずっと聞いていた。帰りはなんとなくヒップホップが聴きたくなったので、Eric B.Rakimゴリラズを聞いた。特段好きなわけじゃないんだけど、たまーに聴きたくなる。音楽のことだけを考えていた日だったか。

あと、ひょんなことから知り合いのツイッターのアカウントを覗き見てしまった。パーソナルなことが書いてあり、誰にでもアクセスできる状態のアカウントではあるようだったけど、なんとなか知りたくないような、日記のような情報がつらつらと書いてあったので見なかったことにする。今後も見ない。

8/10(木)

出社。ずっとゴスペルを聞いてた。海外取引先とのミーティングがあった。訛りが特徴的だというのを聞いていて、身構えていた。挨拶したときにHow are you~~~??とにこやかに聞かれたのになんか言葉に詰まって何も言えず、目をそらした。めちゃくちゃ失礼だった。その後、そのことがず〜〜っと頭に残っていて、ひたすらに無礼をはたらいたというプレッシャーに潰されそうになった。特に会話にカットインもできず、訛りも聞き取れず、そもそもMTGの場の音にかき消されて声が小さく、なんというか最悪なMTGだった。思い出すだけで苦い気持ちだ。

その後、自分の上司と、関連部署の後輩などと飲みに行った。最近出戻った社員の女性と自分を引き合わせる会だったとのことで、横のつながりが少ないこの会社では良い機会だ。落ち着いていて冷めたユーモアセンスがあり、とても素敵な人だった。年齢がわりと離れていたものの、仮に近い年齢だったら惚れてしまうかもしれないくらい、魅力的な人だ。「いわくもくんは、別の世界からやってきたみたいな考え方をしますね」とにこやかに言ってくれたのが嬉しかった。男女や恋愛関係のことはまったく考えもせず、ただただ、素敵な人だな〜〜って思いながらその人の考え方や身振り手振りを見たり聞いたりした。その女性と自分が主役の会だったらしいが、上司のビジネス論やコミュニケーション論をたくさん聞いた気がする。本人が酔っていて心のセキュリティが外れていた感じだったので、話半分で聞いてしまった。後輩くんは真面目にリアクションしていてえらいなあ、と思った。自分にスポットライトが当たることがおおく、たじたじした。そういうとき、自分の話をするのが苦手なんです〜、とキッパリ断っておくのはかなり大事。今回もそれを発揮した。

二次会は上司・後輩くんと1杯飲んだ。話の中身は覚えてない。喫煙可の店だったのに、隣に座っていた男女グループがこちらに聞こえる声で嫌味を言っているのが聞こえた。タバコ吸わない方が女の子にモテるのになー!って言ってた。そうですかあ。でも自分、みんなとは違うバースからやってきた人間だから・・って感じだ。何も響かなかった。ほぼ終電で帰宅、一次会で帰ればよかったと後悔して就寝。

8/11(金)

ハイヴスの新アルバムが出た!予言した通り、先行配信した曲が多くて、すこし拍子抜けしたかも。それでも変わらないロックを聴かせてくれた。大好きだ・・

Bunkamuraで「ソウルに帰る」を見た。テーマ的にかなり期待していたのだけど、ほとほと期待はずれだった。久しぶりのがっかり映画だったなあ。上映後のトークショーもなんだかな〜って感じで、センシティブなテーマを扱うだからといって手放しで評価するようなことはないので、映画としてもテーマとしても不十分に感じたことは隠さずにおく。

最寄りに戻って古着屋でシャツを買った。そこの店員さんがかなり明るくて楽しかった。名前を聞かれた。珍名だから、偽名が欲しい。。

帰って親子丼を作った。その後「スクール・オブ・ロック」を鑑賞。めちゃくちゃなストーリーだが、ボロボロ泣いた。天使にラブソングを見たときの晴れやかな気持ちだ。これはミュージカルではなく、音楽がテーマ映画ならではの感覚だと思う。ミュージカルって、別に音楽を賛美するものじゃないからね。

3連休、別にやることはいつもと変わらないなあ。明日は「クーリンチェ〜」をみにいく、長いから不安。