ハイボール・ハイライツ

ハイボールを飲みながら、気になるコンテンツのハイライトを。

音楽と週報 vol.12 2023/6/10〜6/16

1 プライマル・スクリーム 14 scrobbles
2 トム・ミッシュ 13
3 YONLAPA 10
4 Grand Eugène 9
5 The Japanese House 9
6 The Hives 6
7 フーバーオーバー 6
8 人間椅子 6
9 猫戦 6
10 Folk9 5

6/10(土)

この週末は映画館にいってないので特に書くことがない。

色々掃除した気がする。

その代わり音楽をたくさん聞いていて、Grand EugèneとThe Japanese House、海外インディーのドリームポップ系で良いのを見つけてうれしい。日記書いてるときに聞いていたらしい。特になにも覚えてないけど夕方にもまとまって音楽を聞いた記録があるので、多分散歩でもしたんだとおもう。

夜、「SWALLOW スワロウ」を見た。映画の中で人物が激昂したり大声を出して怒るシーンを見るたびに、「そんなに怒ることあるかなあ」って引いてみちゃう癖がある。そもそも怒りを表に出すことがないし、仕事でも露骨にキレてる人を見ると普通にドン引きするし、羨ましくも思う。

寝る前にトム・ミッシュのアルバムを外で聞いていたら蚊に刺されて死ぬほどぶちぎれたのを覚えている。夏が心底嫌いで、すぐそこまで迫ってきているのに今年もほとほと嫌気がさしている。

6/11(日)

覚えてない!鶏肉をパックから取り出したら折りたたまれていて、真の大きさにめちゃくちゃびっくりして面白かったのは覚えてる。今年も水出しアイスコーヒーを作り置きしなきゃと思ってカルディに寄ったかもしれない。自宅で水出しでやってると言うと丁寧な生活に(笑)がつくような感じの反応をされるけれど、一回計算してみてから言え。外で買うコーヒーは、特にアイスは非常にまずくて量が少ない。

スリー・ビルボード」を見た。名作はいくら時間があっても消化できない。面白かったし、好きなテイストだった。

6/12(月)

出社。おぼえてね〜

鱈を調理してソテーにしたけど、特有の匂いが消えなくてすごくいやだった。

帰宅中にプライマル・スクリームをたくさん聞いた。好き。ブリットポップをもっと聞きたいんだけど、なかなかイメージ通りのアーティストには出会えない。

あとこの週から遠藤周作女の一生」を読み始める。通算11冊目。救われない人間と救う人間の構図はどの作品を読んでも美しくもあり残酷でもある。

6/13(火)

出社。鱈の匂いが服についている気がして1日不快で、思わず近くにいた人には「今日は鱈の匂いがします、ごめんなさい」と謝っておいた。多分部屋干しした匂いだと思うけど。

取引先とMTGがあり、相手が北野映画に出てくる韓国マフィアのそれで怖かった。めちゃくちゃ温厚で本当にナイスガイだったけど、目の奥に光る獣の眼差しは忘れない。その横にいた若手?社員は逆にチンピラ感もあり、二人そろってアウトレイジかよと思ったのをよく覚えている。

夜、とある取引先にとても不躾な条件提示をしてしまって、電話で怒られた。怒られたというか、困惑と驚きを告げられて、本当に失礼なことをしてしまったんだ、と理解。本心から謝って色々撤回しようとしたけど、表面上は飲んでくれたものの、電話越しから不信感が伝わってきた。ただそのオファーをするにあたって、自分の上長やクライアントにも念入りに確認して、助言をもらい、こちら側の総意という形で投げていた。それが僕個人の悪印象につながってしまったようで、とてもショック。取引先の担当者はとても素敵な方で、この取引先が扱っているモノも好き。だからなおさらショックだった。それをクライアントに伝えたら「もうそことは当面の取引は控えるようにします・・」と告げられ、いま現在も憤っている。

6/14(水)

在宅。最近は仕事が落ち着いてるのでティアキンやスマブラの合間に仕事を進めた。特に覚えてない。

スパイダーマン:スパイダーバース」を見た。ずっと見たかったから非常に期待していたけど、それを上回った。まったく感動するシーンではないのに、「良い」「好き」というだけで涙が出ることがよくある。この映画はそれだった。あらゆるポップカルチャーの小ネタが詰まっており、それをあらかた理解できたこと、そのおかげもあってかなりの没入感を得ることができた。これまでサム・ライミ3部しか見ていなかったけど、新作も楽しみだ。ただMCU版は見ないと思う。あのフランチャイズ方式はただの金儲けにしか見えない。人気シリーズの世界観を広げる!という大義名分のもと、結局は少年ジャンプの人気作がダラダラと物語を間延びさせる手法と同じで、漠然としたクリエイティブというものに対するリスペクトを感じられないので、個人的に好きになれない。

たくさんの新曲が発表された。Nagakumoの「日曜前夜」を聞いて、やはり次世代を担ってほしいし、ぜひそれを追いかけたいと決意。ライムスターとReiのコラボ曲は脂っこくてちょっと好きになれなかった。Reiの”英語ができる日本人”的な、カリフォルニア的な、行き過ぎた教科書的な、そういう英語の発音が本当に気になる。いや、彼女は海外経験もあるから、なにも間違ってはいないんだけども。家主とMONO NO AWAREの新曲どちらもとても好きだ。家主は転調が強引すぎて、その高低差に思わずボーカル音外した?と勘違いすることがよくある。一瞬戸惑う。

翌日も在宅勤務予定だったので、keptさんのスト6配信を見て夜更かし。スマブラにもいい加減飽きてきたので新しい対戦ゲームを始めたいが、さすがに色々揃えるのは高い。

6/15(木)

在宅。朝イチでまた事故が起きた。結果ことなきを得たけど、それに対する上司の対応があまりにも頼りない、と一緒にトラブルシューティングに付き合ってくれた同期がぼやいていた。夕方急に電話がきて、終わってみれば通話時間は90分。ほぼ愚痴。長いな〜と思ったけど、やはり彼女の仕事に対する姿勢は共感するものがあるし、見習いたい。人のため、というスタンスは大事にしたいですね。エンタメ業界で好きなものに関わって仕事をするというモチベーション、自分にとっては仕事を辞めないという理由に過ぎない。これまでの苛烈な環境を思い出すと、この人のためならどんなに大変でもがんばろう〜と思えたスタッフが何人かいて、その人らとの現場仕事のために続けられたまである。それと同じことを高次元で実施しているのがこの同期で、彼女の完璧主義がそうした恩義からきているとわかったとき、だったら僕はこの同期のためにもしっかりしないとな、と強く思った。

夜「サバカン」を見た。高評価の理由があまりわからなかった。漫画的な演出が多くて、「邦画だなあ」って感じ。ラスト10分くらいはとても良かった。でもこの作品のこと好きな人はたくさんいるだろうから、これは胸に秘めておく。

スペインだかポルトガルだかブラジルだかの日本のシティポップの音でやってるバンドJuanpalitoschinosがめちゃくちゃ良かった。スペイン語ポルトガル語、ちょっと面白く聞こえちゃうのはなぜ。

6/16(金)

出社。元部署にいた2年目の新卒くんが担当の案件があり、えらい人が担当を変えて欲しいとクレームを入れたら、ちょうど3日前に彼から辞意があったらしく、おもわず笑った。相変わらず前の部署は何も変わっていないようだった。K2での「ぬいしゃべ」の舞台挨拶のチケットを取ろうとしたら完売していた。月曜なのに。YOASOBI「アイドル」を聞いた。1回で十分。いくらちゃんの声とても好き。でも、あまりにも情緒がない割にただただ味が濃すぎて、1回で十分。

 

特に何も起きなかった週。というか映画館に行かない週末の味気なさったらない。

あしたは朝一で「フラッシュ」を見て、その後は友人たちとテニス。