ハイボール・ハイライツ

ハイボールを飲みながら、気になるコンテンツのハイライトを。

音楽と週報 vol.16 2023/7/8〜7/14

1 柴田聡子 14 scrobbles
2 ザ・おめでたズ 10
3 The 1975 9
4 カネコアヤノ 6
5 サニーデイ・サービス 6
6 ハイム 6
7 andymori 4
8 Nagakumo 4
9 The Hives 4
10 Ginger Root 3

7/8(土)

「パール」を見た。そもそも「エックス」もあまり好みじゃなかったから、微妙だったなあ。アリアスター監督の偉大さを知った。でも最近こういう映画は見てなかったから、そもそも嗜好から外れたのかもしれない。

夜、「ゴールデン・エイティーズ」を見た。ストーリーは可もなく不可もなくだったけど、とにかくビジュアルに凝っていて、アケルマン監督がフェミニズムを明るく楽しく描くとこうなるのか!という発見。アケルマン作品はこれが初なんだけども、一気に好きになった。

この週からアケルマン作品が特集されていて夜めの上映に出ることが多く、自炊がほとんどできなくなりリズムが崩れていく。とても辛かった週。

7/9(日)

まずラースフォントリアー「イディオッツ」「ノクターン」「エレメント・オブ・クライム」を連続鑑賞。ヒュートラ渋谷の椅子、本当に苦手。。「エレメント〜」とか、本当にモワモワしてて辛かった。

「イディオッツ」はやはりインパクトが強く、これだよこれこれ!だった。ラースフォントリアーって別に好きでもなんでもないんだけど、「ダンサーインザダーク」「ハウズジャックビルト」は見たことがあってそれなりに好みで、それらの大衆的なテイストがどのように変化するのだろう?と気になって最近のレトロスペクティブに注目していた。「イディオッツ」、乱交シーンの結合部?もぼかされてなくてすごかったな。「エレメント〜」はハマれなかった。面白くもないし、わかりにくい。

帰ってきて明るい映画を見たかったので、「ベイビーわるきゅーれ」を見た。なぜかめちゃくちゃに高評価されていたのはなぜ?と思っていたのだけど、みて納得。これはよい。アクションが素晴らしいのはもちろん、等身大の18歳の会話そのものが描かれており、さらにカメラワークも引きが多く、生活感や全身で表現できる友情がわかりやすかったのかなー、と。とても好きです。ちょうど2の公開がもうすぐ終わりそうなのが悔しい。また配信で見るけど。。

たしかこの週末あたりからなんとなくマッチングアプリを入れて再開した。全くやる気が起きなくてどうしようもない。「笑うと目がなくなります」の文言が気になってしょうがない。どうしろってんだい。

7/10(月)

在宅。仕事はあまり覚えてない。同期の身内に不幸があったらしい。

すこし早めに退勤して「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」をみにいった。これは、ちょっと良すぎる。今後の人生でも色々思い出すことがあるだろうなあと思った。かなり好き。上映後に身体が重たくなる感覚も久しぶりだった。多分こういう、日常とその中の鬱憤を詳細に描いて、それが爆発してしまうような結末の映画が好きなんだあ。

昼休み休憩がてらこのチケットを買いに外に出たけど、あまりの暑さに気が狂いそうになった。

早めに退勤したはずなのに200分の映画を見て当然自炊する気も起きず、適当にものを食べて寝た。よくないけど、これが今週はつづく。

7/11(火)

出社。仕事はあまり覚えてない。The 1975を聞いて出勤したけど、やっぱりそこまで好きじゃなかった。好き嫌いの範疇にないのに色々なところで名前だけ見かけるのがノイズだったから聞いてみたけど、ふつう。

退勤間際に全く無関係の案件のゲラの校正を頼まれて最悪だった。忙しい忙しいパンクしちゃう、と言いながら朝は遅いしお昼のランチは長いし、これを頼んできた先輩はどういう考えなのか。いや、自分への負担と責任を何が何でも分散しようとするその魂胆は大したものか。翌日はかなり早起きかつ重要な仕事もあったので爆速で済ませて21時退勤。ふざけんな〜〜!って思いながら帰宅。体育会系というか、勢いとコミュ力で仕事をこなしていく人とはウマが合わない。。

7/12(水)

早起きして仕事のイベント(?)

午前中はたくさんの作品を見た。お昼はカレーを上司にごちそうしてもらった。美味しかったけどカレーはお腹を下しがちだし、調子悪いと吐きそうになる。味は好きなんだけど辛くなくても刺激が。。

グロッキーになって帰社、午後は海外取引先とのミーティングがあった。トピックについてあまり理解できておらず、同席予定の同期も忌引きでおらず、うまくいかなかった。基本的に上司とその人らは話をしていて、上司が気を使って世間話などを自分に振ってくれるのがありがたかった。でも肝心な話題には入れなかった。日本語だとしても入れなかったと思うけど。重要な会だったので同期は忌引きの合間を縫ってオンラインで参加していたけど、そのあたりの環境も悪くてあまり聞こえていなかったらしく、本当にダメダメで同期に謝った。ちょっと苦いMTG

めちゃくちゃに疲れて帰宅したらりゅうちぇるの訃報が目に入って気持ちが濁った。好きでも嫌いでもなかったけど、悪意、憎悪、差別、そういうのをインターネットで見たくない。いつまでも2010年のツイッターにいさせてくれ。

ウォークマンで聴いていたので記録なし。

7/13(木)

引き続きウォークマンの日。

この日も午後からず〜っと映像を観る日。めっちゃ寝た。たまに面白いのもあって、結果的には満足。でも楽しむのがこの仕事じゃないんだけどな、と思い微妙な気持ちのまま終了。忌引きから同期が戻ってきて、イベント中は「仕事の話以外で誰とも話したくないから上司と話しててくれる?」とお願いされた。自分の機嫌を他人にゆだねるな、と思いつつ、身内が亡くなる感覚を長い間忘れていたこともあり頑張ってその大変な状況を想像した。単純に機嫌が悪いのと悲しみから立ち直る最中の塞ぎ込みは別問題だと気づいてサポートした。あまりできてなかったと思うけど。

7/14(金)

この日も映像を見た日。くだんの同期と二人で出かけて、その道中今週のまとめをした。元来かなりおしゃべりな同期なのでどんどん出てくる。本当はめちゃくちゃに話したいのに、喪に服す暗い自分を意識して表出していたんじゃ、と思うほど。自分はそういった感情の上下がわかりやすすぎる人とは対極にいる人間なので、自分の思い込みということにして、引き続きこの同期をフォローしようと思った。が、結局この週あまりその同期をサポートできていなかった罪悪感もあって、色々謝った。

帰りはオフィス近くのカフェでちょっと長めに話してから帰社。由緒正しい家系だったり、しきたりを大事にする家族関係に揉まれる葬儀の大変さを聴いた。自分の環境と似通っている部分もあったのでそれを話してみた。この同期の考えていることはよくわからない。聡明で洞察力や教養もあるのに、浅すぎない!?と思う言動がきになることがある。自己防衛かもな。なんでもいいけど。。

夜は新卒グループとの飲み会があった。楽しかったけど特に内容は覚えてないや。最近の自分のユーモアのトレンドとして毒舌や歯に衣着せぬ言い方の割合が増えてきた気がする。普通に悪印象なので、直したい。

 

3連休は映画をみて、思い出野郎Aチームのライブにいく。それだけだが、大きな意味が詰まっている。この週はあまり良い音楽を聴いていなかったな。あとこの連休中になんとしても生活を立て直したい。